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対談：年末特集2「女神考2」続き


大山にきました。

基本知識として、近くの産能大のページがよくできています。


朝から天気悪いし、出かけにパンクするし、小田急は事故でダイヤ乱れて、乗り換え間違えるし、これは来るなオーラが大量に出ているので、やめて間違えた電車で江ノ島いって弁天さまでも行くかと思いました。
近くの伊勢原からも自転車ミスコースしたのですが、おかげで旧道の古い宿坊の街道をいくことができました。
天気も少しよくなり、参拝してから食事と思ったんですが、お腹がすいてこんな眺めの茶店で豆腐料理食べました。



この滝も宿坊で水垢離用なのでしょうが、上の石碑に祓戸四神と書いてあります。
なるほど瀬織津姫のおでましか。
水垢離は流石に無理なので茶店で風呂に入りました。
風呂で山から降りてきた人と話してたんですが、えーこれから登るの？順番逆じゃない？と言われました。
今日はケーブルで神社までしかいかないのですが、水垢離して参拝というのはこれはこれで正しいのでしょう。
オオヤマツミに、簡単にサーときてあちこち行くんじゃなく、ゆっくり楽しんできなさいといわれた気がします。
伊勢原近辺の数社まわるのはやめにして、これからケーブルで上がるだけにしますか。昔の大山講のことを考えればダイヤの乱れごとき些細なこと。


ふろはいって瀬織津姫にお賽銭あげたら、あまりお金がない。
今回は準備悪くて途中でコンビニでおろせばいいと思ったら忘れてました。
ケーブルカーが850円でそれはらうと6円しかない。
5円阿夫利神社でお賽銭あげてまあいいかと、高龗の井戸で1円だして水のんだら、100円どっかから出てきました。
御神籤は200円なので、丁度観光協会が境内でやっていたもみじ汁100円をいただきました。



文なしで下山。昔の講だったら宿坊でしばらく薪割りでもして、帰りの路銀でも工面したんでしょうね。
ちなみに阿夫利とは雨降りだそうです。

こんなのも。



下谷や天神下、上野広小路の老舗ばかりです。
下町は講が多い。
してみると、浅草で天丼食いながら、となりのオヤジが大山いってきたよ。。。とか言っているのは、案外普通にあることなのではないかと思いました。



伊勢原の駅のそばに伊勢原大神宮があります。
名前の通り天照で、今回はスルーさせていただきました。
伊勢原の地名の元ですが、江戸時代にここを中心に開墾したのだそうです。
それ以前はオオヤマツミの地、大山講で賑わうのに、近世に伊勢の勢力がでみせを作って、伊勢への誘致のマーケティング拠点と考えることができます。

大山道を登ると、石倉神社がありました。
祭神は不明。石とつくのはミシャグジ系かもしれません。
道中の合流点にあるので、賽の神と考える。
少し上がると諏訪神社もありました。
写真は比々多神社で式内社相模の国三宮ですが、ちょっと三宮にしては寂しい。
木花咲耶姫が祀られています。


続く


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