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カテゴリ:ミステリーハンター
【ミステリーハンター】n 島論説委員「原点へ3女神考1」 続き
厳島神社はたとえば氷川神社や富士宮のような大きな神社だと池を作って小島に祀られてますね。 東国にも海沿いにブランド変えてフランチャイズ展開してるのです。 この2つの展開のポイントになるのが神功皇后。 ヤマトタケルの子でありながら情けない仲哀天皇を差し置いて、身重の身ながら三韓遠征に行く。 子供は応神天皇。 神功皇后の海渡しは宗像が導いたのですが、その後住吉大社には三男神とともに神功皇后が祀られる。 凱旋の象徴ですね。そこに祓、汚れを落とす神がいるのは、戦乱の死の汚れを落とすことでしょうか。 根の国は三韓かもしれません。 この凱旋の象徴がのちの八幡信仰になり全国の八幡様に繋がるわけですね。 明治以降も国威高揚の象徴として村の鎮守は八幡化して行きます。 九州は神功皇后の足跡が多いのですが、この神社などには大注連縄があり出雲系の要素もあります。 (近くを通ったのですが、太宰府を優先して行きませんでした) また、神功皇后は卑弥呼説もあります。 宮地嶽神社 神功皇后については、戦前の国威高揚、征服者のイメージがあります。 そうではなく、朝廷の歴史が卑弥呼の小国連合、 あるいは北九州や畿内と出雲と半島とのシームレスな関係にあったと考えるとどうでしょうか。 任那日本府を最近の歴史教育では教えないようです。 今の線引きで考えてもしょうがない話ですが、沖縄から三韓や九州の土着の御嶽信仰、沖縄のノロや聞大君、 卑弥呼の女系シャーマニズムが、記紀の女神に投影してるのではないでしょうか。 また、神功皇后という強烈な男女両性をもつ存在を通して祭司が男神化し、女神が清める力を持つものだったのが、 穢れそのものとされるようになってきたのではないでしょうか。 その後女神は最高神天照大御神に集約されるような気がします。 で、瀬織津姫の祓い戸大神は記紀に出てこないのですが、浄化能力をもっとも体現してます。 川という要素が強いので、山岳系、海沿いに西からきた渡来系の民=朝廷に対して、 蝦夷や土着の神の話で記紀には出てこない。謎です。 つづく 【中古】 女龍王神功皇后(上巻) /黒岩重吾(著者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/02/17 12:41:06 AM
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