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2013/09/22
カテゴリ：ミステリーハンター
【ﾐｽﾃﾘｰﾊﾝﾀｰ】n島論説委員「いざ、鎌倉！」-2 続き
肥前鳥居 どこかで見たことあると思ったら江ノ島神社は肥前鳥居なんです。  こんなところにも北九州様式が生きてますね。 これが上つ宮で、この先に岩山が海のキワにあるんです。 鵜戸神宮とかと同じような海の神奈備です。 江ノ島は神奈備だっやはずで、 源氏がくる前にすでに聖地として整備されていたようです。 弘法大師をはじめ円仁も修行にきてるようです。 そういう意味では海人系のネットワークで 早くから宗像系の信仰が伝わってきたんでしょう。 若い信仰  鎌倉はお年寄りが多いのですが、江ノ島は若い人ばかり。 線の細い子とカメラ女子系。グループも多いです。 みんな電車でくるみたいで、朱印とかもらって野良猫の写真とったり。 湘南のイメージ、 バブルやサザンやサーフィンってもうオヤジの文化で、 今はパワースポットなんですかね。 まあ信仰の民主化、富士講以来のレジャーランドとしての江ノ島も 次のフェイズに入ったわけですかね。 小田急の作った様式竜宮城のようなスパで一風呂浴びて帰りました。 八幡宮 八幡宮から若宮大路のこの真南でない角度の意味は？  源氏池と平家池が見えますね。 普通は敵の存在をこんなに際立たせますか？ 戦争が終わったあと凱旋に神仏を祀るのではない。 平家は死。。。を応神天皇と神功皇后の前で誓い。 弁天さまの加護を受ける。 海の平家、陸の源氏といわれましたが、 これは海の勢力、海人属を見方につけたいという源氏の意思表示でないかと思います。 水軍も詳しくみると源氏と平家に割れています。 部族の生き残りをかけたリスクヘッジもあるでしょう。 安積族や秦氏の流れをひく海人の勢力を平家は厳島神社で、 源氏は鶴岡八幡宮で競って神力を誘致したといっていいでしょう。 その点では鎌倉の位置は重要で、背後を山に囲まれ海に開いた場所。 しかも北條が古くからの神奈備である江ノ島を押さえている。 江ノ島にはかなり古い時代から海人族が来ていたでしょう。 それからもう一つ。このレイラインを北に伸ばすと浅草寺です。 宮大工を連れてきただけでなく、当時の関東で一番の霊力をもつ場所であり、 源氏の後ろだてとなった武蔵7党や坂東武者に対する シンボリックな影響力を示しますね。 八幡宮をつくった年に頼朝は浅草に参拝しています。 このとき宮大工を手配したんでしょうね。 それから由比ヶ浜にあった八幡宮を写して鎌倉に本拠地をおく。 なみいる東武士と海から来た新しい勢力を前に迎え、平家は死。。。と説いたんでしょう。 了  みちのくプロレスDVD ふく面ワールドリーグ戦 SUPER COLLECTION（ DVD2枚組） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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