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カテゴリ:徒然奇2
友人で武術を仕事としている奴がいるが、彼と話をしている中で
「お前はそれで良いが、俺はどうして武術をやっているのだ」 と尋ねてみた。そうなのだ。壊した体を何とかしようと始めてたまたま出会った太極拳。 途中色々ありながら、なんと寝たきりに近い身体が武術的な範囲なら動くようになり 先生に言われるがまま練習したら、楊式、陳式、鄭子と3種の太極拳を学ぶ得難い経験をしていた。 「sugaさん。この地域で鄭子太極拳やっている人いませんよ」 これは長拳インストラクターの後輩から言われた。まさに不思議な体験。 「俺はサラリーマンだぞ」 俺は鉄砂掌をしながら追加した。そうだなのだ。今は鉄砂掌。 「お前はどこ行ったって戦っているじゃないか」 「それは降りかかってくるからだ」 「ま、生涯学習だな」 笑った。 「公民館みたいだな」 「一人生涯学習。早くこちらの世界に来い」 「体が治ったらな」 「そうだった。お前が体が動かないなんて誰が思うだろう」 「生涯学習だな」 ***** 「先生。武術家と名乗ったら敵に背を向けられないじゃないですか。 私は構いませんが先生が門派を名乗らないので、私はただの乱暴者になってしまいます」 「武術研究家ではどうですか」 「それでは甲野先輩とか長野先輩と同じになってしまいます」 「あっ、それは困りましたね。では学習者ではどうですか。真面目な感じがします」 「そういえば友人に、お前にとっては武術は生涯学習だと言われました」 「良いじゃないですか、武術生涯学習者で。真面目そうで良いです」 「敵に背を見せられませんね」 「ダメです。背も腹も見せてはダメなんです」 「それじゃ、忍者じゃないですか」 「おっ、良いですね。忍者にしましょうか」 「忍者は初見先生ではないですか。まだ早いです。というか学んでいません」 「では学習者で」 「分かりました」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/07/12 09:49:55 PM
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