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カテゴリ:MARO★ WARA☆
昨年9月からの我が家の低迷期。相変わらず続いています。その影響はついに愛猫にまで及び始めました。 3月3日からの小江戸大江戸202kmを外反母趾悪化の為DNS。 スタート当日、悶々とした日を送るかと思いきや、いつもは絶対にしないダイニングテーブルに朝食の最中に上ってきたWARA☆。 珍しいな。。。と思ってるとぽち#が「あれ? WARA☆お尻に怪我してる」と。見てみると1cmほど傷があり、以前飼っていた犬がお尻に棘が刺さり数日気が付かず化膿させてしまった事を思い出し、慌てて動物病院へ。 ただの怪我かと思いきや、慎重に傷口を診る先生を見、ただ事ではないと感じる。 診察の結果『肛門嚢膿瘍』 という病気でした。 『肛門嚢膿瘍』とは。。。 『肛門嚢』という肛門の左右両脇ににおいのある分泌物をつくっている器官があります。その内容物は、排便をする際や、興奮した時に、導管と呼ばれる管を通って、肛門近くの開口部から排出されます。肛門嚢の導管がなんらかの原因で閉塞したり内容物の分泌亢進などによって、嚢内に分泌物が充満し、そこに細菌感染が生じると、肛門嚢炎になります。犬に比べて猫ではまれな病気です。 『肛門嚢炎』:肛門嚢に細菌感染が起こって肛門嚢の開口部が詰まったり、細菌感染を起こすなどして肛門嚢内に炎症が起こる病気です。 『肛門嚢膿瘍』:肛門嚢の開口部(分泌口)から細菌が入って肛門嚢に感染が起き(肛門嚢炎)、肛門嚢内に膿がたまり、肛門嚢炎に化膿菌が関与し、導管の閉塞が持続すると、嚢内は膿で充満し、膿瘍(のうよう)となります。進行すると、肛門嚢の皮膚が破れ穴が開いて膿を排出し出血します。
WARA☆は発見が遅れた為、3日(土)に病院へ連れて行って診て頂いた時には直系2cmほどの穴が開き、そこから膿が出化膿していました。 たまたまマラソン大会をDNSにしたから気が付き病院へ連れていけましたが、もし大会に行っていたらもっと発見が遅れ、かなり酷い状態になっていたかと思うと WARA☆にとても申し訳ない事をしたと反省しきり。
今後この病気になった時の処置、予防とし、またペットを飼ってる方の参考になれば。。。と、覚書を書いておきます。 肛門嚢炎になるとしきりにお尻を床に擦り付けたり、お尻を気にするしぐさを見せます。WARA☆は気が付くまでの数日、しきりにお尻を舐めていました。この時に気が付いてあげるべきでした。 今は炎症が酷く食欲はかなり低下しています。または発熱、体力の低下も見られるようです。いつになく体力もない様子。エリザベスカラーも邪魔してか、高い所からも落ちたりしてます。 病院では手術を勧められました。 『手術費用』 入院費を含め6万円ほど。 投薬治療の事例を聞くともっと酷い状態でも結構薬で治ってるという事で、しばらくは投薬治療を続ける事にしました。 『投薬治療』
合計 7938円 今は内服薬を一日三回飲ませ、イサロパンとフラセチンパウダーを混ぜた物を一日数回患部に散布しています。 病院へは一週間に一度連れて行きます。 しばらくは治療が大変ですが、これも飼い主の責任。 エリザベスカラー生活も今回で二度目(昨年7月 MARO★(犬)の去勢手術と同時にWARA☆も避妊手術をした為) これを着けている時にはかなりストレスも溜まるようです。 ただでさえ甘えっこのWARA☆。だれかれ構わずスリスリと体を擦り寄せ、においを付けまくってるのに、カラーが邪魔しそれも出来ずイライラしてるのが感じ取れます。 「ぽち#、これにゃんとかして~(;_:)」 「まーちゃん、首がかゆいの(=_=)」 病院へ行ってから4日目の傷口。上が尻尾、手前が肛門、その右横に直径2cm程の穴が開いていました。 薬を散布しているので随分乾いてきました。 このまま回復に向かうといいな。
ただ、一度なると肛門嚢の摘出手術を行わない限りまた再発する可能性がある様です。 『予防』 肛門嚢炎は、肛門嚢を絞って分泌物を排出させることを覚えれば、家でも予防することができます。月に1、2回肛門に脱脂綿をあて、軽く絞るといいでしょう。なお、これらは肛門嚢炎になったことがなければ、行う必要はありません。
という事です。 犬でも同じ事。最近MARO★も時々お尻の擦り歩きをするのを見かけます。肛門絞りをしなければいけないようです。 WARA☆の病気により、しばらくはMARO★もゲージ生活です。 こんなに仲良しなのにね。じゃれ合って傷口が酷くなると回復も遅れる為、お兄ちゃんには我慢してもらわなきゃね。
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