Ｒｏｓｅｒａｉｅ

ここのところ（一部）趣味を自粛中の私…。

なぜならば他に時間かけるならお花関係に重点をおかなきゃ！
ということと、あっちにもこっちにもお金をかけている場合じゃない…
ということなのです。（一応ネ♪）
でもそろそろ我慢の限界に～～！＞はやっ

先日もビーズで作る時計を2つ買ってしまいました。
（画像は面倒なので撮ってません～）
だってピンクとパープルどちらも捨てられなかったんですもん～。(*ノ_<*)エーン
でもまだまだ作りた～～い！！

それに本も読みた～～い！
やっぱり秋は読書でしょう
私のことだから食欲だと思いましたね？　（￣ー￣）ニヤリ

今日ご紹介するのは心にナイフをしのばせてという本です。
ある雑誌で紹介されているのを読んで気になり購入しました。


1969年春、横浜の高校で悲惨な事件が起きた。入学して間もない男子生徒が、
同級生に首を切り落とされ、殺害されたのだ。「28年前の酒鬼薔薇事件」である。
10年に及ぶ取材の結果、著者は驚くべき事実を発掘する。殺された少年の母は、
事件から1年半をほとんど布団の中で過ごし、事件を含めたすべての記憶を失って
いた。そして犯人はその後、大きな事務所を経営する弁護士になっていたのである。
これまでの少年犯罪ルポに一線を画する、新大宅賞作家の衝撃ノンフィクション。


こんな凄惨な事件がそんな昔にもあったのですね…。
今まで知りませんでした。

残された被害者の家族の悲しみはいかばかりでしょう。
想像もできません。
一生この事件を引きずって生きていかなくちゃならないなんて、あまりにもひどすぎます。
それなのに加害者は少年法によって守られているなんて…。
この本を読んで被害者の気持ち…というのか、生活というのかほんの少しだけ
わかったような気がします。

でも相手を憎む気持ちはこの家族にはなかったようでそれには驚かされました。
それは心が広いから…というものとは違うのでしょうが、読んでいて複雑です。
お父さんはとにかく我慢強い方だったようで、自分で全て重荷を背負い
きっとそういうストレスによってご病気になられたんだと思います。
まだまだこれからのお年だったのに亡くなられてしまいました。
お母さんだって妹さんだって、それはそれは苦しまれました。（現在も）
なのに加害者は謝罪の言葉もひとこともなく、現在は普通に生活しているなんて…

これからもきっとこういった事件は増えていくのでしょうね。
子供だからってやっていいことと悪いことの区別はつくでしょう？
もちろん親の教育はとても大事で、小さい頃から命の尊さを教えていかなければいけませんね。


今はまた違う本を読んでいます。
東野さんのいま映画化されている手紙です。
私は邦画はまず観ません、なので本を読んで楽しみます。
これをテレビで放送されてもやっぱり見ないと思います。
だって自分の中で作り上げたイメージと違うとガッカリなので。
（というか原作と映画ってどうしても違いますからねー）
まだ途中ですが東野さんはやっぱり面白～い！