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カテゴリ:次男のこと
毎週末、模試が続いているけど、
相変わらずNO勉の次男。 家では勉強できない!の一点張り。 雪の季節になったら、高校生活の最後に電車通学がしたい。 そうなったら、学校帰り駅近くの市民のパブリックスペースのようなところで 勉強してくるというのだ。 電車通学生たちは、そこで電車が来るまで勉強しているらしい。 学校帰りに勉強してくるような場所があるのはいいのだけど、 雪の季節を待っていたら、センター試験の3週間前くらいという話になる。 そこなら勉強する気になるというのなら、 今すぐにでも始める必要があると思うのだ。 そもそもなぜ家では勉強できないと言うのか、 学校帰りのそのスペースは本当に勉強に集中できる環境があるのか、 夜遅くなるとやはり高校生と言えども、危険である。 そういうことなら塾へ入ってくれた方がいいのに。 でも、それもイヤ。 本当にああ言えば、こう言う。 終いには、「オレの自立を阻止している」とか言い出して・・・ 金曜日は祝日だったが、模試があって登校日だった。 その帰りまずはそこで勉強してくるという。 夜8:20分着で帰ってくる予定。 電車に乗ったとLINEが来たので、私も家を出た。 駅に着いたら、迎えの車がいっぱいで止めるスペースがない。 仕方ないのでロータリーをぐるぐる徐行していたら、 また次男からLINEが入った。 「大失敗したようだ、今○○○駅というところにいる、これから引き返す」と。 えええ~~~???となって、またすぐに次男からLINE 「戻る電車がもうないので、迎えに来て」 すぐにGooglemapで検索したら、 ここから40㌔くらいのところ。 往復80㌔ 反対方向に行く電車に乗ってしまったのでしょう。 都会の電車の複雑さも大変だけど、 田舎もまた慣れていないと大変なことになる。 一つの路線をシェア―している場合などがあるので、 同じ一番線発でも電車の行き先をちゃんと見ないと行けない。 気が付いた駅はもう三つ目に来ていて、すぐに降りようとしたようだけど、 ボタンを押してもドアが開かなかったとか。 無人駅なんかでは、ホームが短いので、降りるには、決まった車両からしか乗降できない。 それでひと駅過ぎてしまった。 結局4つ目の駅で降りたけど、 iPhoneの充電が10%、気温10度下がると、電源が入らない。 太ももで携帯を温めて、ようやくそこの駅の待合室で待ってるとLINEが来た。 その頃、私はようやく次男の高校を過ぎたあたりで、 さらに18キロあった。 前回も話題にしたフルーツ街道のそのまた奥。 もう少し行くと隣県に入ってしまう。 暗くて景色は見えないけど、ずいぶんと山奥を走っているような感じだ。 しばらく走ると駅近くの道を曲がるようにgooglemapが案内した。 ここに駅があるの?というくらい 山里の狭い小道を進んでいくと 小さくて見えないと思うけど、googleストリートビューから切り取った駅。 中央の小さな小屋が待合室らしい。 大きくしてみると こんな感じなんだね。 真っ暗で何も見えなかった。 こんな所に降りたのはいいけど、 引き返す電車はなし、 携帯の充電なし、 気温たぶん、6~7°くらい。 LINEである程度知らせて来ていたので、場所は分かっていたけど、 こんな待合室で朝を迎えるなんて、 生命の危険を感じずにはいられない。 朝、寒かったのでマフラーをしていたのがせめてもの救い。 暗闇から次男が私の車の明かりを見つけて 走って来た時は、ホッとした。 次男もすごく反省したようだ。 センター試験まであと68日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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