ちっちゃな日記――――。

次男のところへ送らなければいけないものが溜まったし、

食事のこととか心配なので、様子を見に行くことにしました。

それが先週のことです。


次男の履修登録は、月曜の午前と金曜の最後のひとコマが空いているだけで、

他はすべて埋まっています。

しかも授業が終わると楽しいサークルに寄ってくるので、

帰りはいつも９時を回るらしい。

私が着いた日も、帰りが遅くて、

LINEで「そろそろ帰るの？」と催促したつもりはないのだけど、

一応食事の準備とかあるしね。


部屋は、先月届いたプリンターの空き箱とか

前々日サークルの友人が泊まったらしい布団や空のペットボトルなどが

そのまま放置されててヒドかったです。


そしてその翌日もたぶん遅いのだろうなと、

でも、私が来てるからと言って、急かせるようなプレッシャーを与えず、

じっと我慢して待っていました。



前の日よりも少し遅く9時２０分を回っていました。

帰るなりいきなり洗面所の鏡を見ているようで、どうしたのかな？と思っていたら、

自転車で転び身体を強打。

手、腕、足、そして前歯が欠け、

ひどいことになっていました。

マンション前の道路は、ゆるやかな下り坂で、

次男の背中のカバンは、ノートPCや音楽の練習冊子でファスナーが閉まらないくらパンパンです。

中学以来の自転車通学、朝出て行く時も心配でした。


私が来ていることで、遅くなった心理的プレッシャーを感じて、

いつもより少しスピードが出ていたかもしれない。

そして転倒は起きてしまった。。。。



まずは救急病院へと思ったのですが、

次男は欠けた歯を探すというので、しばらく付き合いました。

夜のアスファルトの上の欠けた歯を見つけるということは至難の業。

小さな白っぽい石ころはすべて歯に見えてきます。

暗い、腰が痛い・・・、傷口からの血もそのままに

15~20分くらいは探していたのかな。


諦めた頃、タクシーを呼んで救急外来に。

土地勘がまだないので、タクシーの運転手さんにお任せした病院へ着いたのはいいのですが、

内科医しかおらず、また他の病院を紹介されました。

２軒目に着いた病院も、救急外来なので、お隣のソファーには、

嘔吐と下痢の症状の中年女性がいて、

なんかわからないけど、もらっちゃうのかなと心配になったり。


次男のけがは骨の方は大丈夫だったようですが、

歯が欠けたことが一番ショックなようでした。

処置が終わり、部屋に戻ったのは、11時過ぎ。

脚の痛みで、まだひきずるように歩いてました。

夕食にと作ったチャーハンを次男が食べ始め、

涙が流れたのを見た時、

私もどうしようもなく悲しかった。

私が来なければ自転車で転ぶことはなかったのかもしれない。

次男には不穏な運気を私が運んで来たと言われ、

それで気持ちが軽くなるのならとは思ったけど、

キズの状態がひどくて、見るのも辛い状況でした。

翌日、歯科医で粘土細工のように欠けた歯を作ってもらい、

見た目は普通に戻りました。




自転車のカゴも、軸も曲がってしまったようで、

キーコ、キーコ、変な音がして、

本来なら自転車の修理まで面倒みてあげたかったでのですが、

自分でなんとかするというので、

早めに退散してきました。

土日私に居られると困ることでもあるのでしょう。

　もう親の出番はなくなった感じです。