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カテゴリ:人生は旅
日本に戻って、人を見たら、みんな目がつっていたので驚いた!うむむ、以前は一回も思ったことなかった。
時々悪気なく、「あなたたち(アジア人)って、目がつってるわよね、ほら!」と目をひっぱってつり目をしてくれる人たちがいて、これが本当に嫌だった。面と向かって言わないでとは言わないけど、いい気はしない(言い返すのも面倒くさくなっている)。 そお?私たちってそんなにするほど目がつってます?といつも思っていた。 ・・本当だった。よかったら、「アーモンドアイ」と呼んでほしいけど! 日本人は顔のパーツも体も小作りで、物静かに見える。一人一人ががちゃがちゃしていないし、全体にエネルギー量が少ないことに、あらためて驚いた。 で、看板や音、ナレーション、すべてが一度にあふれていて、クラクラするほどの情報量。 物の種類も多くて、なにを買ったらいいのかよくわからない。なにかを買おうとすると、いろんな種類が出ているので、どれを選ぶのか迷うので、結局買わないで帰る。だいたい、これって必要だっけ?と考え直す。 あまりにも不便な生活をしいられていたので、ものがいらなくなっていた。なきゃないで生きられる。 スペインでは出来合いのお惣菜とかもほとんど売ってなかったので、自分で作るしかないし、外食も食べたいものがないので、毎日自炊していた。以前は日本で外食もしてたし、お惣菜も買ってたけど、今はあまり必要ない。 当然、自動販売機もなかったので、日本戻っても外でジュースを買おうという気もわかない(思いつかない)。節電という意味では本当は自販機もいらないと思うけれど、日本の文化だから、なくなるわけにはいかないでしょうね。 ただ、いつもあの便利な24時間コンビニのことだけは頭に思い描いていた。 「ああ、コンビニに行きたい・・」 素敵なおにぎりも肉まんも1ユーロ(100円ー120円くらい)で買えるなんて、夢のようだ・・ 帰る前に日本通のフランス人と話した。 「日本ってなにもかもが本当に便利で快適よね。どう?住みたいと思わない?」 「・・それは認める。でも、あんなに便利な必要があるのかな?」 そうだよね。この不便な国のあとは、天国に思えるけれど、ここまで便利じゃなくていいかもね。 日本人の不断の努力がこの便利さを生んだのね・・勤勉・・ つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年12月07日 20時13分00秒
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