Froggyな気分

先日K-1をなにげに見ていたら。
久々に”アンディ・フグ”という名を聞いた。

アンディ・フグが亡くなって、今年の8月で丸六年になるんですね・・・早いなぁ・・・

一時期・・・プロレス離れしていた猫又を、２代目ブラックタイガーがプロレスの世界に引き戻してくれるまで、やたらと『格闘技』ばかり観ていた時期がありました。
空手、キック、修斗、バーリトゥード・・・何でも観てたねぇ。

猫又が初めてアンディを知ったのは、「格闘技オリンピック」（だっけ？）か「カラテ・ワールドカップ」だったと思う。妙に日本人くさいガイジンだなぁ・・・というのが最初の印象でした。

93～94年あたりから、プロレスと同時進行して「K-1」を観るようになり（と言うか、当時は「2代目ブラックタイガー」以外には興味が無く、ほとんどK-1寄りだった）94年12月の名古屋大会で、初めて至近距離でアンディに会えました。
たまたま宿泊したホテルが同じだったんですが・・・猫又大興奮！！！
一緒に写真を撮ってもらって、骨が折れるんじゃねぇかってくらい力強い握手をしてくれました。

海外大会以外は殆ど観戦しに行ってたので(ほとんど選手と同じホテルに泊まってた)、そのうち選手達が顔を覚えてくれるようになり・・・
他の選手達は、「ハ～イ」(ホースト)だの、「オ～！マイスウィ～トハニ～！！んちゅっ！(投げkiss)」(アーツ)だの、「○×％＆￥？／＊％＆＃！！！！」(チャクリキのトム・ハーリック会長)だの・・・軽～いノリで声をかけてくれるんですが、アンディだけはいつでも静かに会釈・・・余計にステキに見えました(笑)


アンディが亡くなる前の年・・・だったかな？大阪のホテルで、息子のセイヤ君を抱いたアンディと同じエレベーターに乗り合わせました。
セイヤ君は”うとうと”状態で、アタマをカックンカックンさせていて・・・その様子があまりにも可愛くて、「チョーかわいい」と友人とヒソヒソ。
するとアンディが『チョーカワイイ？』と言って、もの凄く嬉しそうな、幸せそうな笑顔を見せてくれたのです。
あんなに幸せそうなアンディの笑顔を見たのは・・・後にも先にも、その時だけだったような気がします。
「K-1」で勝ったときより嬉しそうだった(笑)

その時が・・・アンディと接した最後。

信じられなかったなぁ。アンディが病気に負けてしまっただなんて。
いつでも不屈の闘志で蘇ってきたアンディ。絶対に元気になってくれるって思ってたのに。

アンディが亡くなってから、猫又は「K-1」観に行かなくなりました。

アンディの七回忌（8月24日）までにスキャナを用意して、思い出の写真をupしたいと思ってます。