Froggyな気分

ひと月程前、近所に図書館が出来ました。
以来、休日にはたんまりと本を借りてきて、引きこもり生活を送っとります。

新しい図書館で、しかも駅前と言う事もあり、休日はかなり混んでます。
ここでもまた常識の無い親御さんの話になりますが・・・

図書館で、ボール遊びしとる小汚いガキがおるんですわ。
猫又の膝の裏に、ガキの投げたボールがクリーンヒットしまして。
一瞬フレアーにやられたのかと思いましたヨ(笑)
猫又、ボールを奪って棚の一番高い所にそっと置いてやりました。にやり。

「ボールがない！」と騒ぎまくるガキ。
で、バカ親の登場です。ガキに向かって
「あんたが無くしたんでしょう？お母さん忙しいの！」

猫又は見てましたよ。
忙しいお母さんはお友達と窓際の席を占領し、ぎゃあぎゃあ喋りながらこっそりクッキーとか食ってました。

図書館でモノを食うんぢゃないっ!!!ヴォケッ!!!!!

ガキは泣き始めるわ、親はわめきちらすわ・・・
興奮して泣きながら走り回るガキが、今度は猫又にぶつかりました。

猫又「待てコラ」
ガキは気付かず、親が気付く。
猫又「ヒト様にぶつかって謝らないわけ？図書館は走り回る所じゃないと思うんだけど」
母親「・・・すいませんでした・・・でも、ココは公共の場所でしょ？」

開き直りです。気に入りません。
猫又のいぢわるスイッチが入ってしまいました・・・

猫又「アンタ、ちゃんと小学校卒業した？公共の場所では他人に迷惑をかけないのが常識でしょう？あぁ、頭の悪い人って常識と言うモノの定義もわかってないんだ～。じゃあ、しょうがないねっ。図書館てね、アンタは知らないかもしれないけど、本を借りたり読んだり、調べ物をしたり、お勉強するところなの。間違っても涼む所とかお菓子を食べる所とかスポーツをする所じゃ無いの。知らなかったでしょ？よかったね～、ひとつお利口になれて。」

猫又を知ってるヒトなら想像つくと思います、このシーン・・・
あくまで大声は出さず、早口で捲し立てる・・・明らかに相手をバカにした態度で。
口をぽかーんと空けた母親。
最後にだめ押し。

「あれ？黙っちゃったみたいだけど、意味わかんない？幼稚園児でも理解出来るような言葉しか使ってないと思うけど？」

ガキの手を引き、真っ赤な顔で逃げて行きました(爆)ざまーみろ。
棚の上のボールは・・・猫又も存在を忘れてました。
横に居た初老のご夫人が、「にっ」と笑って親指を立ててくれたのが嬉しかったですね。

知らないヒトが見たら、明らかに猫又の方が「常識無さそうなヒト」だと思いますヨ。
デカイし、ダルそうだし、頭ゆるいウンコ色だし、半分ケツ出そうなダメージデニムに”FUCK!!”だの”KILL BY MY HANDS”だの書いてあるTシャツ着とるし・・・おまけに二度目のレーザー治療やったばかりで、顔の半分ガーゼで覆われているし(爆)コワイわな、フツウに。
常識無いヒトって、見た目フツウのヒトが多い・・・ような気がするのは猫又だけかしら？

まぁ、その話はココで終わりなんですが・・・

図書館利用者に一つ言いたい。
周囲の利用者の事を考え、常識ある行動をとりましょう。
そんで、上・下巻に別れているモノを、片方だけ借りて行くのはやめれ！