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テーマ:ひとり言・・?(17606)
カテゴリ:ただの日記
最近ニュースで『いじめ』という言葉を聞かない日は無いくらい、いじめ問題がクローズアップされてますが。
それに伴って、各番組で『いじめ問題ご意見番』みたいなゲストが出てきます。 ひと月程前だったかな? やはりそのような番組をたまたま見ていて、ちょっと引っかかる事があったので書いてみようと思います。 その番組はゲストに小森美登里さんを迎えていました。小森さんは、ご自身の娘さんを『いじめによる自殺』で亡くされた女性。本も出版されてます。その他にも数人のゲストが居たような。 番組の中のコーナーで、現在は『いじめの被害にあっている子供たちが集まる会』みたいな所で働く、『いじめを克服した』青年にスポットを当ててました。 その青年は子供の頃太っていて、口べたで、「デブ」などのからかいの言葉からいじめが始まったと語りました。 辛い体験を語り、だからこそ「いじめの被害に遭っている子供を助けたい」のだと。 青年は言いました。 「自分はその状況から抜け出す為に、努力しました。まず、ダイエットをして・・・勇気を出して自分から話しかけるようにして・・・状況は少しずつですが好転していきました。」 映像がスタジオに戻ると、ゲスト陣が血相を変えていました。 「そんなの間違ってる!!!」 「いじめられる側は被害者なんだから、努力なんてしなくていいんです!!!」 「この人が言ってる事は絶対おかしい!!!」 ・・・??? 何をたわけた事を言ってんだ?コイツら。 正直、そう思いました。 確かに『いじめられる側は被害者』。正しいですよ。 理想を言えば、被害者は何も変える必要がなく、加害者が罰されて更生するのが望ましいですよ。 でもさあ。 「いじめられる」その状況が本当に辛かったら、被害者は 『どんな事をしてでも、この状況から抜け出したい』 って思うんじゃない? それを自分の努力で実現したその青年が、どうして間違ってるの?どうしておかしいの? もしかしたら、その青年のアドバイスを実行して『いじめから抜け出せる子』がいるかもしれないじゃん。 小森美登里さんは必要以上にぎゃあぎゃあわめき散らしてました。 確かに娘さんはカワイソウだし同情もしますよ。 でも、自分の子供がいじめにあって、本当に子供の事を思ってるなら、『まず、その辛い状況から救ってあげなければ』って思うんじゃない? 「こっちは被害者だから何もしなくていい」「あっちが加害者だからあっちが全面的に変わるべきだ。こっちには関係ない」 そんな事言ってる場合じゃないでしょう? それって『私は看護士で、隣の病人が死にそうだけど、私の担当じゃないから知~らない』って言ってんのと同じだよ。 本来なら努力すべき立場ではなくても、あえて少しの努力をした事で状況が好転するって事は、絶対にあると思う。 それも多々に。 猫又も昔、いじめられた事ありますよ。(注・体がデカイというだけで・・・別にたいして辛くもなかったですが。) いじめた事もあります。(注・「個人で・先輩、教師をターゲットに」のみですが。幼少の頃から妙なプライドがありますので。) だから「事実をわかってない」なんてアホなコメントはしないで下さい。 がんばらなくていい。 努力しなくていい。 こっちは被害者であっちが全部悪いんだから。 人間って、下らない所で理想を追い求めたり意地を張ったりするもんなんですよね。 そんな事言ってるヒマがあったら、一秒でも早く『辛い状況』から抜け出せるような、様々な方法を考えましょうよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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