ポンテ・ヴェッキオと逆さフィレンツェ
路地の途中で、アルノ川に面したホテルの入口からヴェッキオ橋がよく見えるというビューポイントに立ち寄ってみました♪なるほど、ほどよく近くていい感じ♪歌に唄われたポンテ・ヴェッキオですが、正直、初めて見たときには「なんでこの橋が~~?」と思ったものです、ハイだって、世の中にはもっと美しい橋がたくさんあるんですもの。でも、スキエラ型のピッタリくっついて建ち並ぶ建物を背景に、橋の上まで家を連ねている光景はやっぱり、ある種独特の趣を感じます☆華やかな大聖堂とともに、フィレンツェの顔として知られるヴェッキオ橋。 この橋の独特の趣にはどこか懐かしいような、何とも言えない味わいがあるんですよね。しばらくぼ~~~っと、橋を眺めていた私ですが、ふと見下ろすと秋の空の下、アルノ川の穏やかな流れにフィレンツェの街並みがくっきりと映っているのに気付きました♪ ふふふ、まるで逆立ちして写真を撮ったみたい。。 ほんとにクッキリ、きれいに映ってるのがうれしくて何気ない風景ですが、こういうトコロに気が付くのも、お仕事から解放されてリラックスできたからこそ。やっぱり、人生にはリラックスとイタリアが必要なのよ。・・・ネミラノからフィレンツェへ向かうユーロスターの車窓から、飛ぶように流れる景色を見ているときのわくわく感と、フィレンツェに降り立った時、かすかに杉の香りのする、乾いた温かい風を感じたときに、「あ~~~、やっぱりあたし、イタリア好きなんだなぁ。。。。」って改めて実感したのですが、この、1日だけのショートトリップがどれほど癒してくれたかってことは、帰国して、仕事に戻った「今」、しみじみと感じています♪相変わらず仕事は忙しいけど、なんだか歯車がかみ合ってきたというか、まだまだ頑張れるぞ、という気持ちが戻ってきたというか。そんな気持ちを取り戻してくれた、フィレンツェの愛しい風景に、改めて感謝です☆