|
テーマ:介護・看護・喪失(5287)
カテゴリ:水頭症(シャント再手術)
朝9時半からの手術ということで、麻酔を入れる8時半前には病室につけるよう、トマ吉さんと早めに出発。
看護師さん達からも「手術」の話を何度もされているので、我が身の一大事という意識はあって、トマ女さんの様子はハイになっている。不安感からとめどなくおしゃべりしたり、麻酔の点滴を刺されたとき、「痛たたた…」と珍しく大きな声で訴えた。「しっかりやってもらわないと困るから」と後で言っていた しかも手術室に入る直前には、看護師さんに「すべてもうお預けしますから、よろしくお願いします」とまで。 思えば意識がはっきりしている状態で手術を受けるのは初めてのこと。混乱する意識の中で、生存本能というか、自己防御本能というか、一生懸命頭を働かせて闘おうとしているトマ女さんの生命力が信じられる気がさせられました。 手術には主治医をはじめ中堅若手医師が3人、同じエレベーターで手術室フロアまで移動して中に入ってくれました。 なが~く感じた2時間(手術そのものにかかったのは1時間半)が過ぎ、看護師さんが手術終了の声をかけてくれた。なんとトマじょさん、また髪を剃られてしまっていた 部分的に剃られることは覚悟していたけど、全部とは…。ま、事前に知らない方が良かったかも?麻酔は残っているものの、呼びかけには目を開けてくれる。 すぐに病室に戻り、Dr.たちも病室を訪れてくれて処置などを行ってくれる。そして「問題なく予定通り手術は終了しました。今後脳圧については後日確認し、再調整の必要があるだろうけれど、2週間くらいで退院できるだろう。」と手術の成功と今後の見通しを話してくれた。 トマ吉さんと私は、トマ女さんの麻酔が切れるのを待って午後2時くらいまで病院にいたけれど、なかなかすっきりとはしてこないので帰宅することにした。結構神経的に、家族も疲れるものだ。 まずはひと安心。でも、どのような回復をするかはこれから。髪がある程度の長さになる頃までには、以前の状態くらいには戻っていて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.15 15:40:24
コメント(0) | コメントを書く
[水頭症(シャント再手術)] カテゴリの最新記事
|