フランス田舎生活～dans nos campagnes

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昨日の夕方、ピンポーンと玄関のベルが鳴りました。
誰かと思って出てみると、
以前お世話になっていたアパートの大家さんマダムでした。
近頃ずっと会いたいなぁ～と思っていたのよと、訪ねて来てくれました。

近くには住んでいるけれど会うのはものすごく久しぶり！
確か３月１１日の大震災があったときに心配して来てくれたとき以来。

元気にしている？とお互いに近況を報告しあったのだけど、
ご主人は元気ですか、と聞いたら６月に亡くなってしまったの・・・と。
知らなくって申し訳ないことをしたのだけど、
じゃぁ今はあの大きな家に１人でいるのかしらと思ったら、
下の階に娘さんが住んでいると聞いてちょっと安心しました。

「ねえ、私の年分かる？当ててみてちょうだい。」
と茶目っ気たっぷりに聞いたマダムは、来年の１月で９２歳になるんだとか。
おしゃべりも足腰もとっても達者なマダムなので、驚きました～！

クリスマスには家族全員、孫達もマダムの家に集まって皆でお祝いするのと聞いて、
それは賑やかでいいですね～☆と話しました。

私は１年ほど住んで、彼は長年お世話になったアパートは、
今では売りに出ているのだけど、西の窓からは、綺麗な夕焼けと羊が見えて、
庭には洋ナシの木があって、フランス生活を始めた私にとってはすごく
思い出のあるアパートです。

「あなた達がいたときが一番いい思い出として残っているの～」
と言ってくれる優しいマダム、またふらりと会いに来てくれるかしら。
私も唐突に会いに行ってみようと思います。




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