名月 や
雨上がりのあとの夕焼けもどっぷり暮れて、どっかの石鹸会社マークに星が瞬いて美しい。秋晴れの競馬日和の昼も気持ちいいが この時期の夜も静かで素敵だ。太陽と月のバランス 人も世界も同じようで このごろは品格がないから嫌にもなる。当代の首相からしてだんだん品がなくなるようで お坊ちゃまでも政界がそうさせるのか 生存競争の厳しさなのか、 アフリカの凄まじい現況などをみると まさに平和は何処へである。国技とは八百長のことか。/ 交差点渡る夫に 残る妻/ 親の顔 見たいと言ったら アンタの親には負けると/ 外れても 聞く天気予報 買う宝くじ/ 毎日でも 飽きないね 飯と眠り / どれくらい 呼吸したのか これからは/ 昔の歌手の 今みて笑うが 己は, などと言いつつ、虫の音にならないよう、、、。