「東京好奇心 2020 渋谷」
海外では日本人絶対NOと言われ 国内は東京人はダメと叫ばれ、仕事でも肩身が狭くなる往来当世でも渋谷の混雑極まるスクランブルへ、ハロウィン目前で警備も高まっている。Bunkamura ザ・ミュージアムへ。100人の国内外の写真家が東京をテーマに集まり IDENTITY&DIVERSITY, HERE&NOW, TIMELESSNESS のキーワードで約200点の作品でたどるもの。自分と他人の関係をポートレートで人間性を表現。同時性と瞬間の行動で生きるとは。時間と普遍性のための写真の在り方と光と影の美しさを問い続ける。フランスから始まった写真の原点はモノクロや小さな写真だったが、二百年以上で進歩して絵画みたいに大作の引き延ばしがありモニターの大画面で迫るので求心力はかなり強く大は小をかねるが如く。烏と桜のショットやデビットボーイのアップ、ベルリンの壁のその後、広島原爆時の時計などが記憶に残り 今宵は見事な十三夜。