武者小路実篤記念館(1885-1976)
「白樺」創刊110年 文学の道ー13年5ヶ月の軌跡ーつつじが丘の名に誘われて久しぶりの京王線で、昔はこのあたりも車の渋滞でも楽だったが今は二足歩行でナビならぬ立て看板の案内で駅から10分位。区内の美術館はお達しで休館中だが郊外は市の鋭意で。晩年の20年間の住まいで寄贈された調布市が実篤公園として瀟洒な造りに展示も見やすく配慮案内されている,鬱蒼な森の小さな池に大きな亀と鴨と鯉が印象的だった。かっては家庭に一枚みたいに複製品がお馴染みで決して文字も達筆ではなくとも愛嬌があり所謂ヘタウマの書詩画で親しまれ、8人兄弟の末子で学習院高校から東大中退のなか 仲間や友情に恵まれて住まいもいろいろ変えながら白樺同人や民芸創立、新しき村運動など多岐に渡って活躍した芸術文化の功績を辿るもの「美・愛・真」かな。帰りは桐朋学園の仙川駅からの一漫歩フラり。