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カテゴリ:言霊&spirits
椎名誠 著、1985初版 角川文庫 298頁、行楽にお忙しい知人たちだが、こちらはまた古い本が出てヨンダリ、14人の当時の旬の感覚がノスタルジックで編集長がうまく引き出す。山下洋輔氏とはニューミュージック、BGM、カラオケ、楽器愛を。東海林さだお氏は ご飯大好きの蘊蓄から醤油ラーメンまで。村松友覗氏 力道山物語尽くしでエンターテイメント論。黒田清太郎氏とは仕事以上に好きな酒場での修羅場を。倉本聰氏は 小説は解答を与えるがシナリオはイコールではなく数式なのでと、素敵な富良野人の仲間たちとの交流。沢野ひとし氏と椎名氏は本の雑誌から長い二人三脚仲間で風間完や竹久夢二が好きと絵画について。尾辻克彦氏は千円札の赤瀬川源平とダブルネームで活躍し自宅も近所なので私生活も交えて。小林信彦氏とは パロデイはオリジナルの十倍のエネルギーこそと。野田秀樹氏とは劇団のマイナーからメジャーへの試行錯誤を。石川次郎氏 男はヌード、劇画以外もとポパイ、ブルータスの編集力を。物故者は割愛したがユニークな男たちの小粋なお喋りを。
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