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カテゴリ:ニッポン / Japan
つまり地下足袋・・・登山後の泥だらけでごめんなさいませ・・・しかもエアー!! このスーパー・スグレモノ、ご存知でした?! 今一押しのマイ・ブーム、超おススメのアイテムでございます。 (山伏さん達もご愛用、各地のお祭りでも大活躍。) 最近ではミュールなどにも採用されていますが、ほぼ毎日が素足にサンダルのインドでは親指をくるんでポイントするのが伝統的なデザイン。 足の親指をベルト状の部分にスライドさせるアレや、鼻緒の付いたタイプがインドのチャッパル(サンダル)のフツーです。 これが身体的にも中々グッドでして、両足の親指に力が入ると重心がちゃんと中央に来ます。 全身の中心線がしっかり通るので、背筋もスッと伸びやすい。 足裏のウェイトが内側だとそこの大半が土踏まず、接地面積が少ないので疲れにくいのですよ。 点で支える無圧構造・・・みたいなものですね。 そもそもの伝統文化がヘルシーな日本国、草履(ぞうり)に草鞋(わらじ)に下駄(げた)に雪駄(せった)などと種類も豊富。 そして地下足袋は・・・もちろん≪つま先チョキ≫でございます。 地下足袋体験後の私はスニーカーからの脱却を決意、安価(¥3~4000くらい)ですしウォーキングにも最高っ そう決めた途端に何とあのナ○キ社が、≪つま先チョキ≫のスニーカー(諸外国では通称Ninja)を出している事を発見してしまいました。 さらにル・コッ○・スポルティーフ社に至っては、京都のメーカーとのコラボしておしゃれ~なデザイン地下足袋まで展開中。 密かにじわじわ~とグローバル化しつつある地下足袋・・・日本のメーカーによる和柄のデザイン地下足袋もカワイイ・・・黒の地下足袋で決めれば気分はもう忍者。 先日などは≪つま先チョキ≫のロング・ブーツ(ヌメ皮)を履いた、若い女性まで目撃いたしました。 おしゃれ~ではない王道タイプの地下足袋は、街の作業用品屋さんで購入する事が出来ます。 新緑が美しい5月の中旬、お初の地下足袋を履いて奈良県の大峯山系にある【弥山】に登って参りました。 近畿最高峰の八経ヶ岳(1915m)、そのすぐお隣のピークが弥山(1895m)です。 (低目が嬉しい関西の山々・・・。) 山頂に祀られているのは弥山大明神、麓の天河弁財天の奥宮ですのでインドならばサラスヴァティー女神さまですね。 弥山はそれにつながる【熊野古道】などと共に、2004年に世界遺産にも登録された【大峯奥駈道】の一山。 大峯奥駈けといえば歴史的にも修験道のメッカ、以前は遠い神秘的な世界のように感じていました。 世界遺産登録名 【紀伊山地の霊場と参詣道】 (Sacred Sites and Pilgrimage Routes in the Kii Mountain Range) 【巡礼の道】が世界遺産だなんて、時空を超えたエネルギー的なアイディアですよね。 伝説には役行者小角さま、弘法大師空海さまなどなど、法螺貝の音の似合う深山幽谷、今でも大峯山上ヶ岳だけが守り続ける女人禁制の掟。 (山中には古めかしい女人結界門・・・。) それでも世界遺産効果なのか最近では登山者が急増中らしく、奥駈け修行も段々と身近な存在になりつつあるようです。 登りは禊の雨で寒さや悪路にエネルギーを奪われちょっとキツかったけれど、下山後には心身ともにスッキリと清浄爽快な気分でした。 地下足袋を履いていると登りでも小走り気味、下りは安心して地面や岩上に着地出来ます。 何も登山靴のように足首をガチガチに固めなくても、≪つま先チョキ≫ならば大丈夫である事も体感&実感済み。 ガードするよりもバランスの方がより効果的、これって深いですよね。 身体のダイナミックス(力学)・・・興味深いです。 メイド・イン・ジャパンの誇る地下足袋、今後はヒマラヤ巡礼なども絶対にこれっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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