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ヴェーダがわかりたい INDIA A to Z

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2009.08.20
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カテゴリ:【K】
                       Ying & Yang / 陰陽



↑今にもクル~ンと右回りに回転して、マーブル模様になりそうな図形ですよね。
さらに回転して行けばグレーに・・・っっとこの白と黒は絵の具ではなくって光と闇。
光と闇では圧倒的に光の方が強いので、光の量が増えてさらに輝いて波動が上昇するんです。
闇とは本当は・・・単に光の不在に過ぎないんですね。

【ケヴァ・アドヴァイタ(絶対一元論)】はヴェーダの真髄、簡単に言っちゃうと【ワンネス】の事です。
[ケヴァ]は絶対、[ア]は否定接頭語、[ドヴァイタ]は二元論。
このワンネス、つまり大いなる全て、又は宇宙そのものをインドでは【ブラフマン】、中国では↑の陰陽図の【太極】、日本では【天之御中主神】(?)などと表現したりします。

北極があれば南極があるように、プラスとマイナス、白と黒、明と暗、昼と夜、善と悪、光と闇、ポジティブとネガティブ・・・この地球の特性と言えば【2極性】。
当たり前ですけど誰でも光に満ちたポジティブな体験は大好き、でも漆黒の闇のようなネガティブな体験は嫌なものですよね。

昔の私は不愉快なのは嫌な出来事や嫌いな他人様や物であって、↑の陰陽図で言えば黒い部分が居心地が悪いのだと思い込んでいました。
だから現実を何とかしなくっちゃみたいな・・・。
でも実は不快に感じているのは分けている事、↑の白黒を境界している分離の線の存在、つまり判断して、押しやって、受け入れられないでいる葛藤に消耗している事に気がつきました。

起きている事はいつも中立、出来事には良いも悪いもないんです。
たとえどんな事が起きたとしても、見ていて穏やかでないのは私達のマインドに過ぎません。
自分にとって良い事は受け入れやすく、悪い事は必死で切り離そうと抵抗します。
でも自分の中が1つに統合されていれば気持良い、バラバラに分離していれば疲れる、ただそれだけの事なんですね。


過去は私。

その人(それ)は私。


(私には)嘘みたいに効果的なこのマントラを、凹んだ時にちょっと言ってみます。
マヤの偉大なお言葉、【インラケチ(あなたはもう一人の私である)】と似ていますね。
【言霊】を使って、分離した出来事や他人様や物と一体化してみる・・・この簡単さが絶妙で、不思議に展開が起きるんですよ。

光の中で光は見えない、でも闇の中で光は輝いて見えます。
ネガティブを歓迎するつもりはありませんが、闇の中で発見する、闇の中でこそ培えるクオリティーってあるんですよね。
強さや忍耐力ですとか、思いやりや共感性ですとか・・・。

私達ってもしかしたら自分自身を強化して、キャパシティーを拡大するためにここに居るのかも・・・。
独りでは自分の事が良くわからないので、たくさんの人間に分かれて、様々な人種による多様な文化を創造して、国境線を引いて分離して、闘って戦争までしている状態を体験しに来ているのかもしれません。

宇宙の意図的な分離、プランされた2極性・・・。
さらに調和した、もっと力強い、豊かな豊かな【1】に再統合するためのグレイト・エクスペリメント。
お話は飛びますが、今晩は黒一色の朔(新月)でございます。
スーパー・カワイイ(?)↓はインド初の月探査機・チャンドラヤーン1(月の乗り物という意味です)、ただ今無事に(!)月の軌道を周回中。(なんちゃって、じゃないですよ。)



                        Chandrayaan-1





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Last updated  2009.08.20 17:17:17
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