OZ-オズ-
コナミの作成した名作アクション。なのにちょっとマイナー。あまりに勿体ないその理由とは・・・ゲーム的には、三国無双などと同タイプ。並み居る敵をガンガンぶっ飛ばしていく3Dアクション。特徴として、2人ないし3人で行動していくこタイプということ。その特徴的なシステムはどのようなものか。まず、ボタンを押していくことで連続切り。これは普通に同タイプのゲームよく見られるシステム。そして、最後のふっとばしアタックの時に↓ないし↑を押しておくと・・・敵を吹っ飛ばす。これを通称『パス』と呼ぶ。↑ドカーン。これがパス。吹っ飛ばした敵には味方キャラがホーミングして攻撃を加えてくれる。これでパスは成功。3人いると、更にもう一人の味方にかってにパスを続けてくれる。そうすることで、必殺技のゲージ(テンションゲージ)が溜まり、必殺技が使えるようになる。ここがOZ特有のシステム。仲間はかなり賢く(ホーミング率が高い?)自分が敵に攻撃を加えている途中でも、プレイヤーが吹っ飛ばした敵を拾いに行く。上へ上へと登っていくステージで谷底へ吹っ飛ばした敵でさえ健気に拾いに行く。・・・そうするとちょっとの間、姿が見えなくなることも。それでも、また敵を吹っ飛ばすと、どこからともなく帰ってきてパスを受け取る。・・・真面目だな。なので、味方へのパスにはあまりストレスを感じることはない。まぁ、奈落の底とかへパスすると「無理だ!」とか言われるときもある(笑)↑「アルミラッ、パスっ!!」「ムリだ!」・・・ま、当然だわな。しかし、味方からプレイヤーにパスが回ってくると大変。こっちは機械ほど賢くもないしホーミングも出来ない。乱戦になるとどっからパスがくるか解らない。大挙して押し寄せる敵を相手していると画面のどこかから急に名前を呼ばれたり・・・そうするとコンボはストップしてしまう。トホホ。さらにトホホなのが、コンボがストップすると必殺技ゲージがみるみる減っていく。そう、常にパスを回してコンボを繋げないと必殺技が使えないというのが仕様。ゲージの減り方はかなり早い。つまり必殺技を使うには、常に味方とパスを回し続ける必用がある。これがこのゲームの醍醐味でもある難しさでもある。困ったときは、溜まった必殺技ゲージ(LV1)で味方からのパスを返すのが一番楽。ゲージをLv3まで溜めるのは、最初の頃は至難の技。それが、慣れてきたり、装備が強くなるとポンポン撃てる。そうなると、かなりの爽快感!ゲームとしては、エフェクトが派手だったり、大量の敵を一気に爆散させるよう技があったりと、スカっとできる部分も多数。独特の世界観や描き方も魅力。最初はしっくり来なくても、グイグイ引き込まれる。敵である神(知性の高い大型生物か?)との戦いは初戦などは、デカさから絶望的な感じがあったりと結構楽しい。また、ボス戦でゲームオーバーした場合でもボスから再戦があるので、ボロボロ状態でもなんとかボスまでいけば、ステージをやり直さなくてもいい場合も多い。ボスには結構デカイヤツやショッキングなヤツもいたりで演出でも飽きさせない。反面、システム、ストーリーが容易くは掴めない事も。実際、慣れるのに時間もかかる。普通にゲームになれるだけなら10分もプレイすれば十分だが、システムとなるとなかなか。また、各ステージクリア後にランキング評価がされるのだが、AとかSとかを狙い始めると更に大変。まずはどんな状態であれクリアを目指すのが一番。まず、一週クリアすること。最初は慣れなかったり、上手くいかなかったりと我慢が必要。しかし、一度でもクリアしたらシステムにも慣れ、ストーリーの深さも理解できる。一周クリアができるかどうかがキモ。その前に諦めないことが大切。ストーリー展開はちょっと戸惑うこともあるかもしれないが、これも一度でもクリアしたら問題ない。真のEDを目指して再プレイ。独特の世界観や演出、キャラクター。ホントに良く出来てると言える作品。途中でHのかけら・・・じゃない。英知のかけらというアイテムをゲットすることがある。そのかけらの数によって、シークレットファクターが解禁されていくしくみ。↑こんな衣装が購入できるようになったり・・・Hのかけら(英知だっ!)は全部で20個。購入できるアイテムが増えたり・・・最弱の生命の辛さを実感できるモードがあったり・・・↑エフェクトで見難いが、こんなカッコで暴れれば・・・そりゃ、なぁ。そして、OZがOZたる所以。究極のモード。ドロシーモードが最後に解禁される!もう見えるとか見えないとか、それどころでない!!↑ドロシーの勇士を見ることが出来るかっ!?・・・ドロシーの詳細は秘密日記。まとめジャンル:RPG見える:登場女性キャラ全員。御預け:一度クリアして英知のかけらを収集する必要あり。方法は:衣装を購入して装備。ドロシーの大冒険をプレイ。揺れる:ない・・?ビュアー:なし。結論ゲーム的には:マイナーなのがおかしな位の秀作。ただし、システム、ストーリー理解の為に最低1度のクリアは必要かも。シークレットファクターの為にも1度クリアする必要あり。