■■■ソニーは2007年内に11型有機ELテレビを発売■■■
AV Watchによりますと、ソニーは2007年内に11型有機ELテレビを発売するそうです。有機ELは液晶のように、光を液晶というシャッターでバックライトからの光を開け閉めをして光を調節するわけではなく、各点自身がLEDのように光ります。このため視野角が広く色も鮮やかで、低消費電力、応答速度が早いという特徴があります。有機ELディスプレイをPDA「クリエ PEG-VZ90」を持っていますが、確かに発色はきれいで、液晶のように見る角度によって色調が違ってしまう、あるいは色が反転してしまうと言うことはありません。非常に魅力的な表示デバイスです。 一方、有機ELは寿命が短いとか、テレビに使えるような大型パネルは製造が難しいという欠点がありましたが、テレビとして商品化すると言うことはある程度欠点は克服されたのでしょうか。あとは製造歩留まりが向上して価格が手の届きやすい価格なってくれるかどうかです。いくら性能が良くてもあまりにも効果では購入できませんからね。 とりあえず商品化されるテレビは、11型パネルの1,024×600ドットのWVGAモデルとのことで、これはモバイルノート、VAIO VGN-TX91Sと同じ程度の大きさです。このくらいですと、テレビとしてのインパクトはちょっと薄いかも。せめて同時に発表された27型/1,920×1,080ドットのフルHDモデルぐらいが液晶テレビと同程度の価格でないと販売は苦しいかも。 テレビよりも付加価値を付けやすいVAIOに、この11型パネルを採用して欲しいですね。