■■■オリンパスのマイクロフォーサーズ機「E-P1」を購入 その26■■■
PIXTAやサイバーショットへ話題がそれましたが、再び「E-P1」に戻ってきました。 フォーサーズアダプター「MMF-1」と「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 」の組み合わせで撮影してきましたが、このレンズ少々重く、E-P1との相性は微妙な点がありました。と言うことで、今度は軽量なスタンダードクラスのマクロレンズ、「ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro」で撮影してみました。 このレンズは等倍撮影(35mm判換算で2倍相当)ができるマクロレンズです。鏡胴やピントリングがそれとすぐ分かるプラスチック製で、質感は感心できません。ま、スタンダードクラスなので、価格を抑えるため仕方ないですね。 「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 」ではピントを合わせると鏡胴がかなり飛び出し、全長がかなり長くなりました。被写体に近づいて撮影していると、レンズの先端が被写体に触れてしまいそうになることもありましたが、「ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro」は全長の変化があまりなく使いやすいです。 この組み合わせでは重量は667gと比較的軽量で、E-P1との組み合わせは似合っています。やはりできれば、E-P1用にマイクロフォーサーズ規格のマクロレンズを発売して頂きたいところです。 と言うことで、マクロ的撮影をしてみました。 E-P1 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro 1/400秒 / F4 / ISO400 / WB:オート E-P1 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro 1/50秒 / F8 / ISO200 / WB:オート E-P1 + ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro 1/30秒 / F16 / ISO400 / WB:オート 作例は木蓮のつぼみに近づいて、絞りをF4,F8,F16と変えて撮影してみました。F4では被写界深度が深く、つぼみの一部にしかピントが合っていません。F8に絞ると全体にピントが合ってきましたが、まだつぼみ全部にはピントが合っていません。F16まで絞るとようやくつぼみ全体にピントが合い、つぼみの産毛がはっきりしてきます。 絞りをF16にまで絞ると、シャッタースピードは1/30秒になってしまいます。手振れが心配されますが、手振れ補正機能のおかげか、ブレが無く撮影できました。 近接撮影では被写界深度を深くするため、絞りを絞って撮影することが多くなます。E-P1のように手振れ補正機能を内蔵していることも大事ですが、体の前後のブレでピントを外すこともあります。ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぐこともありますので、高感度ISOのノイズの有無も気になるポイントとなります。