安楽亭に行った
きのう釣り友達と安楽亭へ行った。男5人で大皿(ファミリービッグ:税込2,709円など)を5皿焼き、各自2、3杯ソフトドリンクを飲んで18,000円ほどだった。大の男が5人満足したのだから、それほど高いとは思わない。味もなかなか良く、硬いところは全くなかった。これがアメリカ産牛肉になったら一人3,000円以下で収まるのだろうか? 3,600円が2,980円ぐらいになるのかな?牛丼店と牛タン屋を除くと、他はあまり困ってないような気がする。むしろ牛丼の消費が減った分、潤っている店もあるだろう。たとえばトンカツ屋、コンビニ、ハンバーガー屋などは微妙に売り上げが伸びているはずだ。アメリカ産牛肉がなくても日本人は何の問題もなく生きていける。問題は日米の貿易摩擦だが、それはアメリカの自動車が日本人に受けないからだろう。キャノン、サンヨー、ソニーなどの製品は Intel, Microsoft, ハリウッド映画などの売り上げと相殺されるんじゃないだろうか。おそらく圧倒的な貿易不均衡を生んでいるのは自動車産業だ。日本は押し売りなどしていない。アメリカ人が欲しい物を作っているから売れるのである。だからアメリカも日本人がほしがる、安くて、そこそこ美味しくて、安全な牛肉を出荷しなければならない。読売新聞より来日したJ・B・ペン米農務次官は24日、米大使館で記者会見し、米国産牛肉の安全性に関して、「BSE(牛海綿状脳症)のリスクは自動車事故よりはるかに低い。日本の消費者が適切な判断をすると信じている」と述べた。こんなコメント、アタシに言わせれば、言語道断である。日本人は「食」の安全性にとても厳しいのだ。売りたければ買い手の都合に合わせるしかない。アメリカ産の牛肉を食べた日本人がひとりでも BSE になったらアメリカは大変なことになる。アメリカの代表者は口を慎むべきだろう。