禁煙治療薬「チャンピックス」
日本で5月8日に発売されたばかりの禁煙治療薬「チャンピックス」(一般名・バレニクリン)で意識を失う症例が多数報告されました。禁煙薬で意識消失 米航空当局「使用禁止」(産経ニュース 2008-05-22)ということで、ファイザー社の株価が下落しているそうです。バレニクリンの作用機序(ファイザー社 2007-06-04)バレニクリンはニコチンが結合する特定の受容体を標的とする画期的な作用機序を有しており、喫煙者のたばこに対する渇望感を緩和する効果があるとされています。禁煙治療薬 経口剤が国内初登場へ(熊本日日新聞)日本では大阪府立健康科学センター(大阪市)の中村正和健康生活調査部長らのグループが臨床試験を実施した。対象はニコチン依存症と診断された喫煙者515人。バレニクリンの0・25ミリグラム投与群(128人)、0・5ミリグラム投与群(128人)、1ミリグラム投与群(130人)、偽薬投与群(129人)に分類。各自を1日2回、12週間投与した後、40週間経過観察した。その結果、9週~12週の継続的な禁煙者の割合は、偽薬群の39・5%に対し、最高の1ミリグラム群65・4%、最低0・25ミリグラム群54・7%。偽薬との間で有意な差があった。*偽薬(プラセボ):本物とそっくりな剤型で薬効のないニセモノ。二重盲検法で用いられる。(薬だと信じて飲むと、薬効がなくても、ある程度は効き目がある)ほらね、偽薬でもけっこう効くでしょ。禁煙は気持ちの持ちようで薬の力を借りなくてもできるんです。ニコレットあたりだと、パレニクリンの臨床試験で使われた偽薬と大差ないでしょう。あれはアタシの場合まったく意味がなくて、ガムの硬さに辟易しました。*チャンピックス(バレニクリン)の薬価チャンピックス錠0.5mg (0.5mg1錠):132.60円チャンピックス錠1mg (1mg1錠):237.40円12週間プロトコルに沿って処方した場合の薬価は38,018円。患者負担額は3割の場合、11,405円。でもね、12週間やめられても、1年以内ならいつでも喫煙再開できちゃいますよ。(経験者は“力強く"語る)アタシはこれでタバコをやめたんですが・・・ジェネラル ミニ ミント 6g煙の出ないたばこ・スヌースこれ1箱が700円で、だいたい1週間から10日に1箱のペースで消費しています。すでに1年と4ヶ月禁煙していますが、スヌースにいくら使ったかというと・・・700円×60(アバウト)=42,000円タバコは1日1箱(300円)吸っていたので、約500日として「およそ15万円分吸ったであろう」という計算が成り立ちます。(その他に、のど飴やカゼ薬も必要だったでしょう)スヌースの場合、煙は出ないんですが、ニコチンを歯茎(口腔粘膜)から摂取するんです。だから、間違いなくタバコへの渇望は抑えられます。ニコレットと違うのは口を動かす必要がないこと。だから会議中でも問題なく使えます。あと、ニコチンパッチとの違いは、味がするのでパンチがあること。これがたまらんのです! すごくイイ香りがするので、脳への刺激は直接的です。歯科医のドクターNに言わせると「口腔癌の原因になる」ということですが、心臓や肺への悪影響は感じません。「気分を落ち着かせる」というメリットの方が勝ります。(確実に気分は落ち着きます。即効性もタバコほどではないものの、およそ3分以内)最近はタバコを吸える場所を探さなければならないでしょ。たとえば、タバコを吸いたいがためにドトール・コーヒーなどのコーヒーショップに寄ったり、タバコを買うためにコンビニに寄ったりすれば、余計に金を使うんです。だからー、1年4ヶ月で計算できる節約金額は10万8千円だけど、実際はもっとなんです。おそらく15万以上節約しているでしょう。その間、医療費ゼロだし、のど飴も買ったことないし、よろしいんじゃないでしょうか。気を失う心配もないので車の運転も問題ありません。