免許を取ろう?
きのう、TOYOTA CUP サッカーを観たので、久しぶりにトヨタのCMを見た。そしたら「免許を取ろう」だって。『まずそこからかよ!?』50代の我々世代の場合、20代前半でクルマの免許を取らない野郎は、よっぽどの貧乏人か、身体障害者ぐらいだった。だいたい、営業職の募集要項には必ず「要普免」と書いてあったからね。クルマの免許を持ってないと就職先が激減するので、猫も杓子もクルマの免許を取ったんだよ。ところが今は、トヨタの CM が「免許を取ろう」だよ。クルマ業界は TPP イケイケだろうな。農林水産業のことなんか『知るか、そんなもん!』だ。自動車学校も減ったよね。数年前までは、よく教習車とすれ違ったり、教習車の後ろについてイライラしたでしょ。よく考えてごらん。最近、街中を走っている教習車が減っているのに気づくと思う。わずか数年で半分かそれ以下だ。日本のクルマ産業にとって、国内需要は危機的状況だろう。若者よ、自らの運転で日本全国を走り回れる喜びを体験してみよう。CO2のことなんか気にしなくてイイ。「CO2排出量、1位と2位のアメリカと中国が参加していない京都議定書なんか守る意味がない」と言ってカナダが離脱した今日この頃だ。