2013年をふり返って(1)
まず、今年の主なニュースと流行からキーワードを選んでみよう。アベノミクス(異次元の量的・質的金融緩和)ブラック企業今でしょ!中韓の反日ぶりがエスカレートPM2.5ふなっしーコンビニのコーヒー東京オリンピックみんなの離党それでは早速はじめるね。✳️アベノミクス民主党政権の末期は1ドル70円台後半だった。それが1年後の今は1ドル103円。そして株価は8,600円台から15,749円(12月3日終値)。多分、2014年も、しばらくは株高が続くだろう。少なくとも第一四半期は。今年の株高を横目で眺めていた人達も2014年は NISA(少額投資非課税制度)で投資家の仲間入りをしようと思っているのではないだろうか。政府は2013年から2014年で、2%のインフレを強制的に起こそうとしている。もうすでにジワジワと生活必需品の値上げがはじまっているが、2014年は消費税増税も相まって、物価の上昇が目に見えてくるはずだ。今はわずかにウィンナーやマヨネーズの内容量が減らされているぐらいだが、来年になると「あれれっ?!」と気づくぐらい内容量が減らされるかもしれない。日本って個人投資家が少ないんだよ。それはなぜかというと、日本が土建国家だったから。国民から吸い上げた税金は、みーんな道路や箱物につぎ込んでいたんだ。そうすれば、都会だけではなく、有力政治家の地元(田舎)にも金をばらまけるから。しかし、土建国家は、もう限界。北陸新幹線が最後の新幹線になるかもしれない。リニアは造る前から赤字が見えてるし、どう考えても JR 北海道に新幹線は無理。今ある道路や橋の補修工事(国土強靱化)で精一杯だろう。では、税金を使って都会だけでなく田舎の景気まで刺激するにはどうすればいいのか?難しそうだが、実は簡単なんだ。欧米並みに個人投資家を増やせばいい。そうすれば、株価を上げることで田舎でも景気を良くすることができる。つまり、土建国家から脱皮しなきゃならんというわけ。東京株式市場における外国人投資家が売買に占める割合は市場全体の60%~70%と言われている。もちろん、その大半はプロの投資家。あなたはプロの投資家に勝つ自信があるだろうか?投資にはリスクが付きもの。今は新興国でも GDP 上昇率が5%ぐらいだから、株や投資信託で年間5%の利益を上げるのは、けっこう大変。2%ぐらいならローリスクな投資先もあるが、5%となると中リスクになる。さらに10%以上となると、かなりのハイリスクだよ。下手をすると1年で元金が半減なんて事もある。これから NISA で投資をはじめようとしている方は、これでも読んで「投資にはリスクが付き物」ということを頭にたたき込んでほしい。コラム(ピラニアシリーズ)このピラニアシリーズは、大学の同級生(ピラニアのオッチャン)が IT バブルの時、少額投資をはじめて、大失敗を繰り返すドキュメンタリー。目次は下が古い記事になっている。つづき