ワールドカップ 2014 ブラジル(4)
♪オーレー オレオレオレー 詐欺じゃーん 詐欺じゃーん♪どこからか、こんな歌が聞こえてきます。敗戦から一夜明けてみると、『今回のワールドカップ日本代表はオレオレ詐欺グループの広告塔だった』ということが見えてきました。つまり、我々が払っているNHK受信料や、本田・香川らを広告に起用した企業が「電痛」に支払った広告費の一部が「本田のACミラン留学費」や「香川のマンチェスター・ユナイテッド留学費」に充てられていたのです。彼らは実力で選ばれたわけじゃありません。台所事情の苦しい有名クラブが巨額の持参金に目がくらんで「名義貸し」をしたにすぎないんです。その証拠に、マンチェスター・ユナイテッドは香川をベンチから外しました。本田もACミランで90分間プレーさせてもらえません。今回のワールドカップを観て思ったのは、『本田はせいぜい60分しか動けない選手。それ以上使うと急に運動量が落ちて危険』ということ。もうひとつ、『日本にコーナーキックやフリーキックを与えてもほとんど入らない』ということでした。その辺は相手チームの作戦にも表れていました。ドログバ投入のタイミングとか、日本にコーナーキックがやたら多かったことなどが挙げられます。相手ディフェンスは日本のコーナーキックを恐れませんでした。「ピンチになりそうなら躊躇なくコーナーキックに逃げてもイイ」と監督に言われていたのでしょう。一流クラブは、相手にコーナーキックを与えるのを極端にいやがりますが、それを日本に対してやらなかったということは、恐くなかったからです。岡崎、大久保、柿谷、香川・・・これならゴール正面を固めてコーナーキックに逃げる作戦が「安全策」になっちゃいます。相手のディフェンスは190センチ以上がゴロゴロいるわけですから。『コーナーキックやフリーキックに脅威を感じない』日本代表は、まずコレを改善しなきゃいけません。