*Leablo*

TDL旅行記より先に本当はUPしておきたい大事なことがありました。


*Lea*の卒乳についてです。


検診で虫歯を指摘されたのをきっかけに夜だけ断乳したことは以前虫歯＆卒乳計画**1才半**でも書いたのですが、


その後の*Lea*、夜飲めない分、朝起きると第一声が「パイパイ、パイパイ」「あっち、パイパイ、もにゅ（あっちでパイパイ飲む＝夜の断乳に際し、ベッドでパイパイは飲めないんだよと教えていたので隣室へ行きたがる）」で、期待していた自然卒乳には一向に向かってくれる気配がありませんでした。



あまりに執着がひどいので、わたしも辛くなることが多く、２歳になったらキリがよいので断乳しようと決心しました。
そして２歳の誕生日より一ヶ月前くらいになってから、授乳の際に
「２歳になったらパイパイはバイバイだよ。」
と何度も言い聞かせるようにしました。
この意味を知ってか知らずしてか、*Lea*も授乳中に時々「２しゃい、ぱいぱい、ばいば～い」などと言うようになり、それがいじらしくて、わたしの胸を痛ませました。



しかし、２歳の誕生日まであと２週間という辺りになって、それまでパパとお風呂に入るのが大好きだった*Lea*がなぜか大号泣するように。
終始「ママ～ママ～、パイパ～イ、パイパ～イ」と言って泣いている。
聞いているこちらも辛くなるし、お風呂に入れているパパも大格闘といった感じ。
この状態をあと２週間も続けるべきかどうか…
本人も家族もこれでは身がもたないんじゃないか…


約束を守って２歳まであげたいという気持ちも大きかったのですが、この辺りでもう区切りをつけてもいいんじゃないかという思いもありました。


そして決意をした翌朝、
「もう*Lea*は２歳になるから今日でパイパイ、バイバイしようね。」
「もう最後だからたくさん飲んでね。」
と言い授乳をしました。


産まれた３０分後に分娩台にいるママの傍らに連れてこられて
初めてママのおっぱいを吸ってくれたときのこと。
その時の顔。
そしてこの２年近く授乳のあいだ見てきた顔。
今日卒業する前に飲んでいるこの顔。
心に焼き付けたくてずっと*Lea*の顔を見ていました。


朝食後、普段なら「パイパイ」と*Lea*が寄ってくるのですが、その前に１人こっそり寝室に入り、鏡の前でおっぱいに顔を２つ水性ペンで描きました。


怖いイメージは絶対に植えつけたくなかったので、ニコニコ笑った顔を描きました。


何事もなかったようにリビングへ戻ります。


パパにはカメラの用意をこっそりお願いしました。（笑）


案の定「パイパイ」と言って、ママの膝の上にいつもの体勢で乗ってくる*Lea*。


「*Lea*は２歳になるからパイパイ、バイバイしちゃったよ。ほら。」


そこでシャツをめくりました。






「こあいっ。。。（怖い）」





*Lea*はわたしの膝からずり落ち、テーブルの下へ潜ってしまいながらも、おっぱいに描かれたその顔から目が離せない！といった感じ。
その真顔と体勢がおかしくておかしくて、周りにいたパパ・ママ・バァバは大笑い。


怖いイメージにしたくなかったのに、「こあい、こあい」と言われてしまった。。。


その日から２、３日間くらいは、つい癖で「パイパイ飲む」とママのシャツをめくろうとし、その瞬間ハッとママの顔を見て「こあいかっ」と止める、という感じが続きました。
おっぱいに手が触れただけでもハッとしてママの顔を見たり。
おっぱいが欲しくて泣くということは一度もありませんでした。


でも水性ペンで書いたその顔が完全に消えたころ、つい油断をして顔が無いのを見せてしまったら、あやうく口をつけそうになって大慌てで隠したり、といったことも何度か…
その時は悔しかったみたいで一度すごく泣いたかな。




さて、２歳になって１０日、卒乳してから３週間経った最近は、ママのシャツをめくり、おっぱいを触っては「あ、パイパイみ～ちゅけた」と笑い、時々まだ肌寂しいのか胸元をチュッチュと吸ってみたりしています。
それもふざけてといった感じで。



もう本当の吸い方は忘れてきちゃったかもな。。。



寂しいけど、これをずっと続けていたら娘も成長できないですもんね。
そうして自分にも無理やり納得させてこの卒乳を成功させることができました。



これからはたくさん抱っこしたり、おんぶしたり、お膝の上で絵本を読んだりして、授乳していた時と同じくらいスキンシップは絶やさないようにしたいと思います。






以上、我が家の卒乳記。
ここまで長々と読んでくださった方、どうもありがとうございました。