テーマ:ひとり言・・?(17605)
カテゴリ:コメント
先程なんとなくブログサーフィンをしていたところ、ハッとさせられる記事があったので、今日はそれを紹介しつつ併せて思ったことなんかを書いていきたいと思います。 私は現在大学生なので日頃から結構発言する機会があります(発言しすぎだという指摘がありそうですが、私はいちいち気にしないタチです)。主にゼミですが講義でも思ったことは割と遠慮なく発言するほうです。それゆえに結構煙たがられていたりもするのですがσ(^_^;)... ゼミで議論するにしろ講演会で話をするにしろ、つまるところ相手に如何に納得してもらうかが課題なのですが、これがなかなかどうして実にむずかしい。その場の雰囲気で何となくそれっぽくまとめることは、さほどむずかしくありませんが、それっぽい結論では説得力に欠けるだけでなく、それなりの人が見ればボロくそに指摘され蜂の巣のようになってしまい、信用を失いかねません。 何がダメなのかというと、結論の正当性が弱いことからしてまずダメです。ではどうしたら結論の正当性が上がるのかを考えると、(少なくとも社会科学の世界では)結論を形成するプロセスしかないように思います。ではどのようなプロセスを経ていれば結論の正当性をアピールできるのでしょうか。 私なりに考えたのですが「皆が同じだけの知識を共有し充分に話し合った末に導き出された結論なら正しい」のではないでしょうか。しかし実際には集団で議論をする場合、全ての人が同じだけの知識を共有することは困難です。みなが別々の人生を歩んでいる以上まず不可能です。 不可能と言っていては進歩はありませんから不可能を可能にするべく考えます。知識の共有を実現させるには「発言者がその場に居合わせる人間の理解力と容量を把握しそれにあった方法やテクニカルタームを用いて説明(話を)」すればよいのです。(※これが今日の発見) は?普通じゃん。なんて言わないでください。私だって以前からよく似たことを試みてきているんです。しかしうまくはいきませんでした。どういうことなのかを端的に話すと以下のようになります。 私は日ごろ「如何に分かりやすく説明しようか」と考えるあまり、あらゆるテクニカルタームや考え方を教え諭すように話してしまう傾向があります。すると説明するのにやたら時間がかかり聞き手は疲れてしまい、思いのほか理解されないという結果に終わってしまいます。 さて、うまくいかない原因は何でしょうか。 実はよく似たことというのがミソです。よく似ているようで、全く非なる物だったんですよ。聞き手の容量を考えていないんです。私は相手の理解力や語彙力にはくどいほどに配慮してきました。しかしこの容量という重大な要素を見落としていたために伝え切れていなかったんです。相手の容量に配慮し適度な量の情報を以て語りかけること。新たな視点で人を見て教訓を生かすことができれば、きっとワンランク上の語り部になれるはずです。 実践レビューを近日書こうと思っているので、乞うご期待☆ それでは。 ◆記事抜粋◆ 伝わる説明の仕方 (byトビラ2222さん) [確認点]1.お客様の電話番号 2.お客様の請求書締日とそれから何日後のお支払いか 送付状にはこの2点について必ず触れてくださいねと彼女に伝えたのですが、コメントを読ませてもらうとこの点に全く触れてありませんでした。前後の話の流れを聞いている私が読めば分かるのですが、お客様がいきなりこの送付状を読まれても何を言いたいのか分かりにくいというものでした。 でも、彼女だけが悪いのではないのです。それは、私が彼女に説明をするとき、状況を1点1点確認しながらその都度こうすればよいのではとアドバイスをする方法で彼女に伝えていました。ポイントとコメントそのもの(こう書けばわかりますよ)を伝えてはいるのですが、説明が長すぎたのかポイントをつかめずにいたようです。そこで、最初から説明しなおす事になりました。 今度は、コメントするポイントのみを伝え、なぜさっき書いたのはどこが良くないかを伝えました。そうすると理解してもらえたようで、確認事項をきちんと捉えた書面が完成しました。伝えるべきポイントとアドバイスは相手の容量を考えた上で伝えることが説明するべき人の力量なのだと痛感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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