テーマ:ひとり言・・?(17602)
カテゴリ:大学関係
最近ちょっとした弁護士ブームで、「弁護士になりた~い」とか言ってる人がすごくいっぱいいますよね。行列の橋本弁護士とかの影響かな?って思ったりもするんですけど、どうなんでしょうね。 でも、そんな簡単なことじゃないなって最近思います。テレビでは弁護士のいいところや華やかなところばかりが報道されているので、希望者が激増しているんだろうけど、実際の弁護士の仕事が相当シビアなことを分かってるんでしょうかね?ぜひ訊いてみたいです。 毎日、人の人生を預かって仕事をするってことを考えると精神的なプレッシャーは半端じゃないと思うんですよ。ちょっとした金銭トラブルならいざ知らず、サラ金・ヤミ金との交渉に至っては寿命が縮むような思いをすることになるかも知れません。刑事事件では被告人を弁護しますから、被害者から恨みをかうことにもなると思います。もちろん通常の民事事件でも、相手方から恨まれることはあっても感謝されることはまずありませんし(当たり前ですが)。 そう考えるとテレビで見ている華やかなイメージは、メディアによって造り上げられた幻想であって、実像から掛け離れていると言わざるを得ません。私は研修やアルバイトなどで実際に法律事務所にいたことがありますが、殺人事件・強制猥褻事件・サラ金事件・離婚事件・破産事件など切ない事件が山積みです。 別に弁護士を目指そうって人を止める気なんてこれっぽっちもありませんが、テレビなどで造り上げられた弁護士像を現実の物と思っているのなら、現実をちゃんと見てくださいと言いたいんです。その上で「弁護士になるんだ」という熱い想いをいだいた仲間がほしいです。 他にも気になることがあります。「人を見返すため」とか「肩書きにあこがれる」といった感覚で、弁護士になりたいと言っている人が結構いるらしいですね。そんなんじゃ法律家はまず務まらないと思います。オリンピックを見ていると「自分もあんな風になりたいな」って思ったりしますが、そんなことを思えるのはその裏側(厳しいトレーニングなど)を知らないからであって、それを知った上で「それでもやっぱり自分はあーなりたい!」と思える人こそが本物だと思います。 我々大学生はある意味どんな職業でも選択できる立場にあります。しかし、選択を誤れば二度と自由な選択が許される立場に戻ってくることはできません。職業をイメージだけでとらえず、しっかりと実際の仕事を研究した上で目指す職業を決め、それに向けて精一杯努力していきたいですね。 追伸:じゃぁおまえは何で弁護士になりたいんだ?と疑問に思われた方へ 申し訳ありませんが、論点がずれてしまうといけないので本日は書きませんでした。 後日改めて投稿したいと思いますので、しばらくの間お待ちください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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