[投資] 仲間由紀恵主演の映画ファンド
仲間由紀恵、オダギリジョー主演の映画を松竹がファンドをつくり出資者を募って製作するようですね。知りませんでした。映画「忍 SHINOBI」(9月公開)を対象に、2004年11月30日から受け付けを開始し、2月28日に締め切られたそうで、申し込み人数1295人、総額は5億220万円に達したようです。映画の製作費は約8億5000万円で、配給費用も含めて15億円集めたかったらしいのですが、足りませんでしたね。でも、5億円集まったことの方がおどろきですファンドの内容をもう少し詳しく書くと、以下のとおりです。(松竹フィルムファンドより)----------・元本の60%が確保されるタイプと元本の90%が確保されるタイプの2種類。・投資額は一口10万円から・劇場収入とビデオ収入から利益を還元します。・投資金額に応じて、以下の特典が得られる 特別試写会への招待状 特別限定メイキングDVD スタッフジャンパーなど しかも金額によっては 映画のエンドクレジット・DVDへ名前を載せることができる・日程は 撮影終了 : 2005年1月 映画完成 : 2005年6月 劇場公開 : 2005年9月 ビデオ発売 : 2006年3月 匿名組合終了 : 2006年10月 満期償還 : 2006年12月。 ※ただし、日程は予定であり、変更の可能性があります。----------損益の分岐点は興行収入20億円程度らしく、興行収益が50億、20億、0の場合のシミュレーション結果を見るとその1 興行収入 : 50億円 レンタル(DVD、テープ) : 10.5億円 セル(DVD) : 15.75億円の場合、償還日の受取額は 元本60%確保 : 151,887円 (+51,887円) 元本90%確保 : 113,206円 (+13,206円)その2 興行収入 : 20億円 レンタル(DVD、テープ) : 7.2億円 セル(DVD) : 8.4億円の場合、償還日の受取額は 元本60%確保 : 101,467円 (+1,467円) 元本90%確保 : 100,601円 (+601円)その3 興行収入 : 0億円 レンタル(DVD、テープ) : 0億円 セル(DVD) : 0億円の場合、償還日の受取額は 元本60%確保 : 60,187円 (-39,813円) 元本90%確保 : 90,281円 (-9,719円)となっています。歴代の邦画の興行成績は「世界の中心で、愛をさけぶ」 (東宝) 85億円「いま、会いにゆきます」 (東宝) 47億円(見込)・・・「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」 (東宝) 19.3億円なのでハットリくんを超えることが儲けの必須条件なようです。忍びの者対決ですね。(かなりテイストは違いますが、、、)ただ、このファンド、50億はいかないとうれしくないな。60%元本保証型はリスクが高く、90%にすると約2年間のファンドなのでだいたい興行収益50億で年利10%くらいなる感じです。本やマンガの原作、ドラマの映画版などでなく、単発の映画で50億。どうなんだろう?ポイントは新きれいなお姉さん「仲間由紀恵」が2006年まで人気を維持できるか!?かな。それとも、話題の作り方?個人的には、オダギリジョーの会社の権力争いがどうなったのか、CMの続きを早く見せてほしいところですね。