Believe a Fate of True Love

※あの頃 in SEATTLE。

引き続き記憶をﾗﾝﾀﾞﾑに辿らせていただいています







OLD NANYとTARGETでいくつか服を買ってから

私たちは次の目的地に向かいました。

ﾌｧｸﾄﾘｱﾓｰﾙを出たのは夕方６時ごろだった気がする。

245に乗って、ゆられてたどり着いたのは

ｸﾛｽﾛｰﾄﾞというﾌｧｸﾄﾘｱﾓｰﾙよりは小さなﾓｰﾙ。

ｸﾛｽﾛｰﾄﾞは私のお気に入りの１つの場所だったので、

どうしてもYaoと一緒に行きたかったんです。

なぜお気に入りだったかって？

それはいろんな国の方が経営する様々な国の料理が食べれる

ﾌｰﾄﾞｺｰﾄだったから

その時６時を回ってたし、夕食を食べるならココだと思って








ﾌｰﾄﾞｺｰﾄに入ったところの左手に、

さっそく私がよく注文してたﾍﾞﾄﾅﾑ料理のお店がある。

その右手にはｲﾝﾄﾞ料理店、ｷﾞﾘｼｬ料理店、日本食料理店、

韓国料理店、ﾀｲ料理店･･･とずらりと店が並びあっていました。

ココのﾌｰﾄﾞｺｰﾄに行けば、いつもゥロゥロさせられました(笑)

優柔不断な私の性格をまんまと狙った感じ

でも悩んだ末に注文するのは決まってﾍﾞﾄﾅﾑ料理のﾌｫｰだったんです







Yaoもﾍﾞﾄﾅﾑ出身からか、選んだのはﾍﾞﾄﾅﾑ料理のﾗｲｽｾｯﾄだった気がする。

何のﾗｲｽｾｯﾄかは忘れたけど･･･。

とりあえずいつも客で溢れかえるﾌｰﾄﾞｺｰﾄを何度か歩き回って

ようやく席についた私たち。

とりあえずお腹が空いてたので、二人で「いただきます」をして

目の前にあるﾌｫｰを食べ始めました。

(Yaoも日本語で"いただきます"をした気がする)








夕食を２人で向かい合って食べてる間に、

私の記憶では恋愛の話をしてた覚えがある。

私はその時ｱﾒﾘｶ人の彼氏と付き合ってて、

あと数ヶ月で帰国だった不安を彼女に相談してた。

Yaoもﾍﾞﾄﾅﾑにいる彼氏と遠距離で大変みたいで

そのときの状況や、将来はどうなるのか分からないってことを

話してくれました。

留学生の恋愛に不安はつき物。

Yaoのように母国を離れて彼氏を置いてこなきゃいけないこともあるし、

私のように現地で彼氏ができて、帰国しなきゃいけないこともある。

留学生にとって恋愛が長続きするかしないかは、

本当にその人たち同士の運命にかかってるんだから。







そんな悩みを話し合って、

Yaoとは一段と仲良くなれた気がしました。

夕食をお腹いっぱい食べた私たちはさらに次の目的地に向かうことに(笑)

放課後から１日に３回の移動(笑)

まだ１９歳だったし全然若かったな～








最後の目的地は、私たちが住んでた町で一番大きかった

ﾍﾞﾙﾋﾞｭｰｽｸｳｪｱｰというﾓｰﾙ

今考えたらﾓｰﾙに３回言ってるってｽｺﾞｲ(笑)

Bell Sq.で何をしたんだろう。

ちょっと記憶が曖昧(苦笑)

確か、Bell Sq.までの距離を

Yaoが働いていたﾍﾞﾄﾅﾑﾚｽﾄﾗﾝの前を通りながらおしゃべりして･･･

Bell Sq.に着いてからはｱｲｽを買って食べたのは覚えてる。

そこで「疲れたね～」って話しながら、

Yaoのお兄ちゃんが迎えに来るのを待ってた。








お兄ちゃんが迎えに来て、ﾊﾞｲﾊﾞｲして･･･

Yaoとの１日が終わるのがちょっぴり切なくて。

見えなくなるまでYaoとお兄ちゃんが帰るのを見届けてた。

その後私は何してたんだろう･･･

確か･･･

その時、時間は夜の１０時ぐらいで、

金曜日の夜だったから

そのときの彼氏に迎えに来てもらって

そのままダンスに行ったのかも知れない。

記憶が曖昧になってきててすごく切ないけど･･･







でもYaoと一緒にすごした時間はすごく楽しくて、

とっても貴重で･･･

出会ったのが最後の秋学期からすごく悔やみました。

出会ってたのがもっと早かったら、

もっとたくさん話して、一緒に出かけたりできたのになって。







彼女が住んでたところはおじさんの家で、

日本人の男の子のﾙｰﾑﾒｰﾄもいたりで、

自分だけの部屋ってものがなくて、それでもって

ﾊﾟｿｺﾝも１台しかなかったみたいです。

ﾒｰﾙｱｶｳﾝﾄも共同で使ってたみたいで、

ﾒｰﾙを送ってもなかなか返事は来ず。

帰国して１回返事は来たけど、学業と仕事を両立してた彼女は

とっても忙しかったみたいで。

今では連絡は途絶えています。







今現在、彼女はどこにいて、何をしてるんだろう。

できればずっとつながっていたかった友達。

もう１回だめもとでﾒｰﾙを送ってみようか･･･

そう思ってきました^^

でも確かに２年前の今頃、Yaoと一緒に過ごした時間があった。

その時間を、私も、彼女も、

心の中の一生の思い出としてこれからも先あり続けることを願います