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昨年来の株高のおかげで私の持ち株も地味ながら着実に上昇し(今年はここまでTOPIXに大幅劣後ですが)、今月末でサラリーマン引退のおおよその目安としていた資産額に到達することができました。自分の予定よりちょうど3年早く到達しましたが、自分が何か良い判断をしたわけではなく、単に相場の好調に乗っかっただけです。
コロナショックの時は恐ろしいほどに金がなくなり、この先一体どうなるのかと思いましたが、その後の4年でここまで株が上がるとは予想もしませんでした。当時主力だった株は一つを除いて軒並み倍くらいにはなっています。唯一の例外がPF1位の最主力株なのは痛恨の極みですが・・・ ネット上では上には上がいくらでもいるので正直それほど達成感などはありませんが、分散投資に徹して投資人生を象徴するような大成功も一度もなく(これまで8ケタ儲けた銘柄はゼロ)、長年同じことを愚直に繰り返してどうにかここまで来られたことはありがたく思います。 私は旧司法試験の受験に失敗し、氷河期真っただ中だった25歳の時点で既卒職歴なし総資産3万円、約一万時間を投入して残ったのは挫折感のみという結構悲惨な状態からの再出発でした。そこからの20数年は総じてよいものだったと思っていますが、投資が自分にとっての新たな目標にも拠り所にもなってくれたので本当に感謝しています。 ただ、目標額に到達したから仕事辞めるかというとなかなか躊躇しますね。3年早めれば3年分の生活費はかかるし、もらえる年金は減るし、インフレは看過できないレベルだし。何より株高で持ち株の割安度が大きく下がっており、さりとて代わりに買える株も見当たらず、今後の先行きに楽観的にはなれません。近年はDIE WITH ZEROも意識していますが、幸い今のところ仕事がそこまで辛い状況ではないため、嫌になったら辞めるくらいの気楽な気持ちで様子見ようかと思うところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年03月31日 21時06分06秒
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