◇ある意味レギにも読めた。
連れと夜の繁華街だけど
人口少な目なエリアのベンチに
腰を下ろして まもなく
ヨガとか 太極拳に向きそうな
軽装と軽そうな身のこなしの 若い男女。
怪しい宗教の勧誘に決定~な男女に
「この10円玉を どちらの手に入ってるか
当てるっていうのを やらせてもらっていいですか」
レギは 完璧 怪しいめんどくさそな方々 お引き取り下さい
モードだったけど、連れがあっさり
「いいですよ」
と答えてしまったので
10円玉 1つ受け取り、背中側で 片手に握り
握った両手を前に出す。
握る力加減とか キョドる目線とかで
手品の種明かし見抜くみたいなことではなく、
あ、たぶん 当てられるな、というパワーを
10円玉を 握ってる手から 感じた。
連れの手のどっちにあるか、とか
レギのカンとか
連れのも見抜いてるかとかより
とにかく レギの10円玉握ってる手が
拳を中心にガンダムとかの ウインウイン光ってる剣みたいに
長さの中心が 柄になってる
光るかつ軽く発熱な 剣を持ってる状態。
両手を 太極拳のような動きで、
差し出す
うちらの腕から 30センチくらい離れたとこを
彼らの 両手が 泳ぐ。
そのレギの拳 30センチ上下あたりに
目に見えない 光る発熱の剣の先端が ある感じ。
レギが 思ってるのと 共通の場所を さぐる彼ら。
レギには 男性の方が ソフトな読みとり波で、
女性の方は 真剣だけど 不器用な感じの細い読みとり波を 感じ、
レギの方のは 二人とも 当てるな、
と思ったら 二人同時に 連れとレギの 10円玉が
収まってる方の手を 指さした。
「ありがとうございました。
慣れれば誰にでも 身に付くことなので
ぜひ試して下さい」
とだけ 言い残し、
サラッと爽やかに 次の練習台を 求めて去って行った。
ケーマーレギは
負ける感じ、ハズレる感じの カンは 嫌いなので
身に付かなくていいけど、
あなた方が 心理学的観察眼でなくて
何かの波を体感して 読みとってることは
レギにも 見えただよ~。