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カテゴリ:音楽
加川 良さんの「親愛なるQに捧ぐ」というアルバムに 『鎮静剤』という歌がある。 曲は加川氏だが、詩はマリー・ローランサン、訳は堀口大学。 退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です 悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です・・・ と、どんどん“○○な女”がエスカレートしていく、 それだけの詩なんだけど、 では、一番最後の最も哀れな女とは、な~んだ? 答えは・・・ “忘れられた女”。 若い頃はピンとこなかった。 病気の女や、捨てられた女や、死んだ女・・・と もっと可愛そうなのが出てくるのになぁ、って思ったものだ。 ところが、最近になってなんとなく、 なんとなくだが、分かるような気がする。 でもこんな詩、書けといわれても なかなか書けないよぉ(-。-;) 深いなぁ。 October 14, 2009 10:25:25 PM お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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