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カテゴリ:音楽
ブラジル音楽といえばボサノバを思い浮かべる方も多いだろう。 でもブラジルの音楽はもっと多元的で面白い。 ブラジルのミュージシャンには、なぜかユニークなヤツが多いのだ。 以前にこのブログでも紹介した、 エルメート・パスコアールやジルベルト・ジル。 他にもエグベルト・ジスモンチとか。 ミルトン・ナシメントなんかも、あの声はいい意味で変体チックだ。 彼らの音楽の中に“自然(nature)”を感じるのは、私だけなのかな? 有機的というか、 時には密林のジャングル、 時には風の音、 時には陽の光、 時には土の臭いであったりする。 どんな環境で、どんな生活をすれば そんな音楽を奏でられるようになるのだろう? ナナ・ヴァスコンセロス(Nana Vasconcelos)もそんな一人だ。 1944年ブラジル生まれのパーカッショニスト。 ブラジルの民族楽器、ビリンバゥを演奏してる動画を見つけた。 昔レコードで聴いて、妙な音が出るもんだ、と思ったのだが、 共鳴体であるボディのところを摩ってるのね。なるほど。 この人の十八番にボイスで“ケロケロ・・・”というのがあって、 これは凄いです。 ジャック・デジャネットグループにゲスト出演した時、 この一声で、ステージをジャングルに変えてしまった。 ま、皆がそう感じたかどうか分かりませんが、 鳥肌ものでした。 December 21, 2009 11:36:13 PM お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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