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カテゴリ:音楽
トム・ウエイツの「Rain Dogs」。
1985年にこのアルバムが発売された時、私はL.A.にいた。 どのレコードショップのウインドウも、 このジャケットをあしらったポスターで埋め尽くされていた。 本国ではすげぇ人気なんだぁ、と思った。 日本に帰ってから、国内盤を買った。 この人の歌詞は、対訳がないと分からないから。 その時のLPレコードはまだ持っているのだけど、 先月、ツタヤでCDを借りてきた。 それからはヘビーローテーション。 内容とか一般的な評価はアマゾンのサイトを見てもらうとして、 http://www.amazon.co.jp/Rain-Dogs-Tom-Waits/dp/B000001FFJ 私なりの感想は・・・ とにかくアレンジの勉強になる!! “何も足さない 何も引かない”という洋酒のキャッチフレーズがあったけれど、 まさしくそんな感じの、シンプルで奥の深~いアレンジ。 一つひとつの楽器の「動き」がよく分かる。 無駄な音が一切なく、あるべき音だけがある。 「この曲は、こう表現したい」と世界観をはっきりさせることが重要なんだろう。 そうすると、それを表現するための楽器と演奏スタイルは自ずと決まってくる。 ・・・なんてことを思ったりしながら。 「Hang Down Your Head」からスローバラード「Time」の流れは最高。 ラストの管楽器をバックに叫ぶように歌う、「Anywhere I Lay My Head」は 涙ちょちょぎれ! 音楽っていいなぁ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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