独習！ウクレレ奮闘記

４月のある日、


「今日で部屋を引き払って、東京へ行きます。」
と、ベース弾きのN君。


今までの仕事もやりながら、
いよいよ音楽界に復帰するのだ。



おう、頑張りや。
今度は体壊すような無理したらあかんで♪



なんて話をしてると、

バッグからなにやら取り出して、

「leleさん、よかったらこれ使ってください」



ＺＯＯＭのマルチエフェクター、「５０５ll」ではないか。



実はその前の機種、「５０５」をヤフオクで手に入れたのだが、
息子に奪われていたところ。

ありがとう、使わせてもらうよ。
ちょっと変わった音色がプリセットで入っていたので、
そのうち録音で役に立つかも・・・。


実はＮ君とは、彼が４～５歳の時に一度会っているのだ。
それがこうゆう関係になるとは、
人生って面白い。


・・・にしても、
最近、親子ほど歳の離れた若い子たちにいろいろ貰ってばっかりだ。
どうなってるんだろう？
ビンボーで不自由してるように見えるのか（笑）



さて、ＺＯＯＭの「５０５」とはどんなエフェクターなのか？

以前に、ブログで見つけた記事を
以下に引用させていただこう、
この製品の位置づけを、最も上手く表現していると思う。

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「ZOOM505といふもの」

そういうエフェクターがあるんですよ。
小さくて、ソフトケースのポケットに入るような大きさの。

値段も学生でも買える様に安く作ったもので、（5000円くらい）音も安っぽくてディレイタイムも設定できないようなショボイやつなんです。

でも俺が始めて買ったエフェクターなんです。

細かい事なんて分からない、でも音が歪んだだけで嬉しかった

自分が上手くなった気がした

それがあるだけでギターを弾いている時間が楽しくなった。

世の中には伝説の名機と言われるものがいくつかあるけれど

きっとそんな高価な機材達よりも

こいつは数多くのギター少年に夢を与えたのではなかろうか。

そういう意味で、この505が成した業績は凄かったんじゃないだろうか。

もう譲ってしまって手元には無いけれど

たまにあのチープな歪みで、あの頃必死で練習していたギターソロを弾きたくなる。

今日は、そんな少し昔の話でした。