独習！ウクレレ奮闘記

過日、あるウクレレ奏者のソロライブへ出かけた。


音響設備はおざなりなもので、決して“いい音”ではなかったのだが、
中域がしっかり出て、聴きやすい音だった。


ウクレレのピックアップから出たシールドは
LRBAGGS ( エルアールバックス ) のプリアンプ、
PARA ACOUSTIC D.I.につながっている。




あれに秘密があるのだろうか？



ライブが終わってからPAのお兄さんに聴いてみた。


中域の音が良かったけど、どうやったらあんなに出るの？


「いや、特に何もしてません。ちょっとリバーブかけて、
イコライザーは12時のまんまです。」



・・・そんなことあるかい？

隠さないで教えてちょ。



「あのウクレレのピックアップが特別なものだと思いますよ。
“フィッ○ュマン”とかのピックアップじゃ、出ない音です」


う～ん、ピックアップに秘密ありか？


今度本人に会ったら、訊いてみよう・・・
いや、「とっこさん」なら何か知ってるかも？？？

お～いぃ、とっこさん、
あの「青いウクレレ」のピックアップ、知ってたら教えてぇ～。




さらに質問を続ける。

前にローランドのキューブストリートを使ったんだけど、
プリアンプを通しても、シャリシャリした音しか出なくて・・・

どうしたらいい？



「キューブストリート！、あれはウクレレに合わないですね」



・・・ええっ、そうなの？



「アコギならともかく、ウクレレはねぇ」



・・・ううむ。

なら、「AC-33」は？



「あ、それならウクレレに合いますよ、中域がしっかり出ます。
でもできれば、出力の大きいAC-60がお勧めです」



・・・いや、「AC-60」は高杉晋作、もとい、高すぎ。



「そうですね、60は重いしねぇ・・・
プリアンプを間に入れたら、AC-33でもまぁ、いけるかも、です」



とまぁ、こんな会話をした。

勉強になりましたですよ。