412921 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

独習!ウクレレ奮闘記

独習!ウクレレ奮闘記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Free Space

Profile

lele-azarasi

lele-azarasi

Category

Archives

November , 2024
October , 2024
September , 2024
August , 2024
July , 2024
June , 2024
May , 2024
April , 2024
March , 2024
February , 2024

Freepage List

February 14, 2013
XML
カテゴリ:
「孤独の歌声」天童荒太著
先日、ブックオフの105円コーナーで何冊か購入したうちの1冊。

孤独の歌声.jpg

天童氏のデビュー作なのだが、後の「永遠の仔」や「家族狩り」で開花する、
人間の心の奥に対する観察眼はここでも十分に発揮されている。

猟奇殺人とコンビニ強盗という2つの事件が絡み合って話が進んでいくのだが、
それが単なるミステリーに終わらないところがすごい!

以下、音楽事務所に所属しながらコンビニでバイトする少年が、
女刑事から「宮沢賢治のどこが好きか」と問われて、語った言葉。

『・・・この人が聴いている音は、普通の人間が聴いている音とは、全然ちがうと思った。
風が草の原をわたっていく音、風が木の梢をふるわす音、強い音、そよ風、雨が土埃の道を打つ音も、
雨が苔むしたでっかい長生きの岩を打つ音も、スズランが揺れる音も、鐘の音も・・・。
全部、いままでの人間が聴いてきた音とはちがう音を、この人は、聴いていて、それを書きとめているんだ。』

宮沢賢治の文学に音を感じる!?なんという感性だろう?
あわてて賢治の本を取り出して読んでみたが、やっぱり何も聴こえなかった。
修業が足りんのか、それとも凡人には聴こえへんのかぁ~。
にほんブログ村 音楽ブログ ウクレレ・ハワイアンへ
にほんブログ村













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 14, 2013 11:38:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事


Calendar

Comments

 lele-azarasi@ Re[1]:あるんだね~(07/23) +ハメハメハ大王+さん 可能性はゼロではな…
 +ハメハメハ大王+@ Re:あるんだね~(07/23) そんなことがあるんですね~。 以前、ヤフ…
 lele-azarasi@ Re[1]:ウクレレ用シールド(05/10) kiboringさん George L'sはエレ…

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X