テーマ:コーラス(2694)
カテゴリ:音楽
午前中に1人レッスンをして、午後からは小学校の合唱研究会。コンクール全国大会常連校として有名な暁星小の蓮沼勇一先生のご指導でした。
会全体のヘッドとして開会挨拶されたのが、コンダクターMのダンナサマだったのには、ちょっとビビリましたが、私なりに、自分の「仕事」はきっちりこなせたつもりです。 ほとんどの学校が今年の課題曲を演奏しました。まだまだコンクールまでに日があるので、みな発展途上の演奏。それでも、合唱は積み重ねですから、発声の善し悪しや、言葉への意識、指導者の日頃の指導姿勢がすごーくよくわかります。ある意味、私は「外の人間」なので、よけいにそれがよく見える! 平板で痩せた歌声。きれいだけど、感動がない演奏。ビートに乗って歌おうとするあまり、顔を振りながら…結果的に横向いて歌ってる学校とか。あるいは指揮者ばかりがやけに目立ったり!(ありがち…^^;) 私の前の席の子どもが、頭を振ってマネしてました(笑) ピアノ伴奏者としての仕事は、テンポ設定、リズムのビート感、歌とのかけあい表現、楽譜を読み込んで作曲者の意図を解釈し演奏に活かし、主役である合唱と一体になってその「楽曲」の世界を作り上げること。 蓮沼先生による1時間のモデル合唱指導でも、ピアノへの注文がいろいろ出ていました。作曲者の横山さんご自身からの「言葉」として、それをたくさん伝えていただき、「やっぱりね~」と思うことしきりでした。いろいろなところに、隠された「作曲者の意図」があるのです。自分がそれをすべてクリアした演奏ができていたかどうかはともかく、おおむね気づいてはいたってことで、まずは安堵^^; 発声面では、鼻を指で挟んで、副鼻腔への共鳴を意識させていたのが特徴的でした。それと、「昨日、発見した」という「ブブゼラ発声法」(笑) 先生の頭の中では、いつもいつも「わかりやすく効果的な指導」の種が育っているのでしょう。 「ことば」「感動」「伝えること」。客席でもついニコニコと一緒に声を出してしまいたくなるほど、すばらしいご指導でした。ありがとうございました<(_ _)> 各校には、楽譜に大胆に「ダメ出し」の書き込みによるご指導が。 「いつも蓮沼先生は辛口で…!」(談:指揮者の先生) コンクール本番で、今日の子どもたちがどこまで変わっているのか、楽しみです♪ ーーーーー 夜は、次女帰長。日曜日にまた、こちらで合唱ステージ本番で、お友達の「配宅」も。配宅って、家に泊めてあげること。人文学部のお嬢さん。とてもきっちりと礼儀正しくて、おうちでの躾けが偲ばれます(笑) でも、ご本人としては「そういう家からぜひ離れたかった」と。「実家に帰るときは、背筋を伸ばして緊張」するそうです。L2の、友達の前と何ら変わらない親(私)への態度や話しぶりに、かなり驚いていました^^; 明日のL2たちの歌は、自分の予定(カルメン伴奏本番)と微妙に重なって、聞けるかどうか半々です。「追っかけ母さん」したいのはヤマヤマですが! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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