れみどりの☆楽・音・食・眠☆　　　　　☆らくおんしょくみん

音楽でも文章でも、大事なのは「流れ」と「リズム」。

校正してても、意味がするっと流れず、行きつ戻りつしたり（考えのおもむくままにつづってしまってる）、言葉の選び方が日常とかけ離れていたり（翻訳文）。

流れない(-_-;　ときには、口に出して読んでみます。句点を取ったり加えたり、語順を入れ替えたり、ちょっとだけ言葉を補ったり。ブツブツ…。

書いた人と読む人との間で、受け渡される思いが届きやすいように少し手を加える…。私の校正作業は、そんな仕事です。

だれでもできるよね～？　と夫に言ったら、「いや、オレにはムリ！　大体、人の書いたモン、いじいじ読むのは、それだけでイヤ」ですって＾＾；

私の赤入れしたものを見た人（知人）には、直されたのを見ると、へぇなるほどと思うけれど、変だとも思わずに読み流すでしょ、と言われました。「誰も気づかないし、気にしないのが普通でしょう？」

いや、そーゆーことはないとおもうっっ！

もちろん、言葉、文章に対する閾値は、人によって違うとは思いますが。

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というわけで、土曜も朝から校正。火曜夜に来た本は、締め切りも延びたのであまり無理せず、とりあえず午前中で読み終えました。

かなり未整理。編集者に確認すると、「私の基準で」と言われました＼(^o^)／。１回目は、明らかな間違い（字が違うとか、数字が横向いてるとか）だけチェックして、２回目にはひっかかるところを鉛筆チェック…しようと思ったけれど、気づいたときには遠慮無しに、赤ペンでザクザク切り刻んでいた…＾＾；　遠慮無く真っ赤っか…。ペンは剣よりも残酷…（笑）


もう一つ、先々週から作業している季刊誌は、いよいよ最終チェック段階。松本のＦさんからは、週末を挟んで月曜日朝までに…とのご指示でしたが、夕方にはFAXすることができました。最終段階というわりには、かなりの赤が…。FAXを受ける方は、「黒」にしか見えないけど（笑）

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さぁそれで、夕方からは存分にピアノ！　寒いので、すぐには手が動かない(>_<)　まずはスケール。上がって下りて、反進行３度６度オクターブ。♭３つくらまでバリバリ弾くと、温まってきます♪

今回のコンサートで取り上げる宗教曲は、バロック時代、しかも元々オーケストラ伴奏の曲がほとんど。ソロのお友達は「伴奏してて、つまらないでしょう？　シューマンとかのリートの伴奏ならピアノもやりがいあるのに…ごめんなさいね」と言います。

とんでもない！　弦で包み込むような～、オーボエの悲しげな～、クラリネットはちょっと眠そうな～、鳥のさえずりのようなフルート～と、「一人オーケストラ」（指揮者も含めて）を操るのは、なかなか楽しいよ！

冒頭に書いた「流れ」「リズム」を大切にしつつ、さて「歌」がどう乗っかってくるのか。乗せてあげたり、煽ったり♪　

実際、オーケストラでいくつもの楽器が担当する複数の旋律を、一人で操るのはなかなか苦労です。特にバッハの２つの「受難曲」。指があと２本ずつくらい欲しいわぁ！　全く「本物」のオケ再現は無理なので、２つ３つ同時に流れる旋律のバランスをどうとるか。そこも練習でイメージを固めていきます。

一人でこういうことができる楽器は、鍵盤楽器とクラシックギターくらいしかないんだもんね～！　へっへっへ～。楽しいなぁ～！　考えたら、これも人の書いた譜面を「読み」、出てくる音を「編集」してるわけですね。

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ピアノ弾いてたら、夜10時ちょうどに「残り２本」の原稿が届きました。お互い遅くまでご苦労様っす<(_ _)>　とりあえず「１回目のアカ入れ」だけして寝ました！　わりと「おとなしめ」の作業になりそう＾＾；よかった！


今使ってるのは、この「赤ボールペン」。油性ですが、にじまず、インクたっぷり。なめらかに書けます。


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