れみどりの☆楽・音・食・眠☆　　　　　☆らくおんしょくみん

松本へ「炎のコバケン」の第九を聞きに。




L２が、参加したんです。

第九には、L２が小学6年生、L１が中学３年生の秋、母娘でアルトでステージに乗りました。私自身は独身時代に合唱の練習ピアニストを２年やって、２年目には「一緒にステージに乗りましょう！」と、ソプラノとして本番の舞台にも立たせていただきました。外山雄三氏の、恐っろしいリハーサルに震え上がりました！ ティンパニのお兄さんが泣きそうだったっけ……T_T

今回、L２はヴィオラで参加。コーラスは市民公募ですが、松本はスズキメソードの総本山の地。オケ（弦）には松本・安曇野地域の指導者クラスがかなり多く参加してます。L２も、スズキの先生の推薦で入れてもらいました。

学生中心のオケ経験しかないＬ２にとって、ヴィオラって弦楽器初心者が多く目立たないパートの代名詞、自分が一番上手いなんて大丈夫か～ってことばかりだったらしいけれど、今回は「おおおッ」というくらいに上手い人が多くて（当たり前）、練習の時から圧倒されまくりだったとか。ほかのパートには、日フィルからのトラも来てたらしいし。

いい経験だったね～。

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コバケンは、実によかったですぅ！　Ｌ２も、「コバケンの２日間のリハーサルで、合唱も見違えるように変わったんだよ！」と。

うん。ベートーヴェンの厚み、ハーモニー、明るさや暗さ、音色、全体のバランスもすばらしく、いい演奏でした！

でもねぇ、私は指揮者より、双眼鏡でひたすらＬ２の姿を見つめてました。鳥見用のNicom。良く見えます～～。親ばかだからじゃないですぅ。Ｌ２さん、リハーサルからの緊張やら舞台の熱やら、いろいろ理由はあったんでしょうけど、途中からなんだか目つきが怪しい……泳いでる～～(>_<)　

いつバッタ～～ンと楽器を落とすか!?　ドッタ～ンと本人がひっくり返るか。そうじゃなくても手が止まるか!?　気が気じゃなく…(~_~;)

ひっくり返ったり楽器を落としたりしたことは無いですけど、本番中に寝入ったり船漕いだりという「前科」は、もー、いっぱいある子なんでT_T

でも、今回はちゃんと最後まで弾いてました。エライエライ^^;　（一応褒める（笑））　そんな訳で、私にとっては、大変緊張感あるドキドキの演奏会でした!!

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コバケンは、練習のときからほんとにすばらしかったそうです。パート別に弾かせる度に、「ありがとう」とお礼を言い、「この人のために！」と思えるような人間的な魅力溢れる方だったとか。ほんとにいい経験。よかったね♪最後には、客席に向かって「観客のみなさん、今日はどうもありがとうございました！」と、よく通る声で言いながら、団員一同と頭を下げてくれました。

意識モーロー!?と思われたＬ２ですが、本人的にはちゃんと聞いてたようで（但し３楽章は実際危なかったらしいけど……午前のリハで集中力を使い果たしたと……）、「ソリスト（歌）たちもすばらしかったね～。バリトンが特に！　管もよかったよね！　オーボエの音色があんなにステキだって知らなかったよぉ。ホルンもすっごい上手かったぁ～。来年学校の授業でホルンやろうかな～」とあっけらかんと話していました^^;


全体的にほんとにすばらしい演奏でした。



松本はレベルが高いなぁ…。来年はモツレクですって。いいなぁ～～～～。Ｌ２も今回だけしか参加できないのは、ほんと残念……。