テーマ:コーラス(2686)
カテゴリ:こども
金曜日。
ようやく「暖かさ」を実感できる日々が数日続いたなぁと感じていたら、夕方、仲良しとの食事会に歩いて出掛けようとして、庭の隅のサクラがほころんでいるのに気づきました。 「おっ! 咲いたね!?」と、木に話しかけました。 今年のサクラは、特にまた感慨深い想いです。安吾を読み返してしまったからかも。それと、「お花見」を巡っていろいろな発言もありましたし。 「桜の森の満開の下」。高校生のころ初めて出会いました。安吾はあの物語を、大空襲の後、死者を上野で積み上げ焼いたときに桜が満開だったという、その光景を下敷きに描いたそうです。「死者の霊を悼む」というお花見の本来の意味とも、思わず重なります。 もともと、花見といえば「花見団子」を一番に連想するわたしだけど…。記念樹のこのサクラも、今年は憂いを秘めながら、確かに桜の下には何かが埋まっているような……。 ーーーーー お食事会は大層楽しく、もう入らない…くらい食べて、梅酒を楽しんで、おしゃべりもいっぱい。いい気分で帰ってきたら、びっくり、出掛けるときにはほんの数輪開き掛け…だった桜が、もうかなり開いてきていました。 こんな夜中に、どんどん咲いちゃうわけ!? チューリップもタンポポも、日が暮れると花を閉じるのに。サクラよ、やはりアナタは妖しすぎる…! ーーーーー 私が留守というので、娘はお友達を夕食に誘い、夫が腕を振るいました。「鬼のいぬま」のブイヤーベースで気分最高の娘達、レッスン室で盛り上がってました。L2は三線をつま弾き、夫は細い目をいっそう細めて、何故かウッドブロックを叩いてます。 私の顔を見るなり、「伴奏~~!」と、さっそく引き込まれました^^; L2同様、中学から合唱人というお友達。夫も、録音のバイトしてた高校生の頃から「聞く」ことだけは筋金入り♪ 娘達は、同じ混声合唱団でアルト同士、同じ音楽科専攻生。歌えば、ほんとに声も気持ちも揃ってて、ピアノ弾く私も気持ちいい~! 中でも、ロセッティの詩による木下牧子作曲の「もう一度の春」。女声二部の泣けるくらい美しいハーモニー。L2が誘って、2人で練習中なんですって。今の季節にぴったりです。 次! 過去のNコン課題曲集から、手当たり次第♪ 【送料無料】NHK全国学校音楽コンクール課題曲集中学校の部女声合唱(平成6~20年度(第61回~)
平成15年の中学課題曲「白いページ」より。 ♪ ま~~っしろな~ページを~ひらく~~ 夏休みの~宿題やってないぃ~~♪ キャハハハハ!^^;^^;^^; 盛り上がる娘達……。 小椋さんが怒るよ(-.-#) 日付が変わる頃までメドレーのように歌い続けました! お友達を見送りながら、もいちど夜桜見物。 花といえば、平成18年度の高校課題曲「ある真夜中に」(2日続けて、寂聴さん関連ですね) 熱いはなびらはため息……。 弟もかつて属していた合唱部が歌ってました……(相当昔) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[こども] カテゴリの最新記事
|
|