テーマ:園芸日記(86)
カテゴリ:園芸
この春、最後に開いたチューリップ
のんびり構えていたら、バラゾウムシはしっかり活動を初めていました。本名、 「クロケシツブチョッキリ」 。体長1mmから3mm程度、成長しても5mmにも満たない小さな黒いムシ。鼻の先が長く、たしかにゾウのような…、カブトムシのツノ下向きにはやし、超小型にしたような姿。 新芽や、ふくらみが見え始めたばかりの蕾の根本を傷つけて、しおれさせてしまいます。産卵してるそうなので、どんどん増えてしまうと、ぼーっとしている間に花はほとんど見られないことになってしまいます。 被害を食い止めるには、捕殺が一番。ただ、見つけたっと手を伸ばそうとしただけで察知して、くるりと葉の裏に回ったり、いとも簡単にポロリと下に落ちるのです。あれだけ小さいと、落ちてしまったら絶対捕まえられません。何度くやしい思いをしたことか。 1匹捕まえるだけで、いったいいくつの開花に結びつくのか。意地になって発見に努めることになります。鳥の目になって、じーーーーーっ !! お皿に少々水を張り台所用洗剤をポタポタっと入れておきます。その器で受けるようにして葉から落とすと、まず9割方逃がしません。洗剤の界面活性剤成分で気門がふさがれるらしく、わざわざテデツブースしなくても始末できます。 しかしながら、雑草でも害虫でも、あきらかな被害をもたらすものでなければ「黙認」の庭です。だから、殺虫剤使用は最小限。おかげで、鳥も、捕食する他のムシも来てくれます。先日はナガミヒナゲシにも来てほしいなぁ~なんて書きましたが、よほどの悪さをするんでなければ、「共存」が基本です。 「特定外来生物」 にでも指定されれば別ですが。 以前、 オオキンケイギク がどこからかやってきて、庭で咲いたときには、ほんと悩みました。一時期は、高速道路の法面や公園の緑化などにも使われた黄色い花の植物です。黄花コスモスのようなきれいな黄色い花を付けます。もともとは観賞用の園芸種として導入されましたが、旺盛な繁殖力のため、ほかの植物を席巻する勢いとなり、2006年に特定外来生物指定となりました。栽培・譲渡・販売・輸出入などは原則禁止です。個人が庭で楽しむだけでも、罰金を科せられます。 2000年前後には、オオキンケイギクのタネや苗交換してた園芸仲間もいたっけなぁ~。みなさんどうしているかしら…。 ーーーーー 今後の仕事が、いろいろ入ってきました。ほんとうに有り難いことです。「今年はすこしのんびり」と年賀状に書いた記憶はまだあるのです。その分、縫い物や読書、コンサートなどインプットの1年にと、密かに目論んでいたのですが、甘かった(笑) また忙しくなりそうな…。zookeeperやってる場合じゃないな(笑) Nコン今年の課題曲 。テーマは「仲間」 第一回からの課題曲を全部聴ける、 課題曲Juke Boxコーナー もありますよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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