カテゴリ:日々生活
仙台の家で暮らしていた猫が旅立ちました・・・・。 6年とちょっとの、短い命でした・・・。 彼女は朝霞の現場で、妹の旦那ちゃんに子猫の時に拾われました。(妹の旦那ちゃんは大工さんです・・・) 具合が悪くなって、動けなくなっている子猫を、『子猫が具合悪そうで、病院に連れて行きたいんだけど・・・。』・・・と、家に電話をしている時にはもう、彼女は助手席に乗っていたそうです。 ちいちゃな子猫は、病院でいろいろと検査をしたところ、沢山の病気のキャリアをもった猫でした。 そのひとつに、猫エイズにも感染していました。 『子猫の時にエイズに感染をしている場合は、母猫も感染していたからでしょう。』とお医者さんに教えてもらいました。 妹の家と私の家にはすでに猫がいて、キャリア持ちの子猫は、他の猫に感染してしまう為に、一緒に飼うことが出来ませんでした。 ちいちゃな子猫は新幹線に乗って、仙台の両親の家に引き取られていきました。 最初彼女の命は、3年持てば良いほうです・・・と言われていましたが、実際はその倍の6年を、田舎でのんびりと暮らすことが出来ました。 ストレスを最小限に減らすことで、病気のキャリアを持っていても発症させることが無く、6年も生きることができたのです。 家族の誰もが、6年も生きたのだから、きっと彼女はこのまま病気を発症させること無く、寿命を全うできるのではないか・・・。と思い始めていました。 昨年の暑かった夏、彼女は病気のひとつである、白血病を発症しました。 きっと貧血で歩くこともままならなかったと思うのですが、病院の先生も驚くくらい、彼女はちっとも病人らしくなく、体力がなくなってふらふらしてきても、顔色ひとつ変えず、淡々と幸せそうにのんびりと毎日を暮らしていたそうです。 結局彼女は、エイズを発症させること無く、白血病で旅立ちました。 最後の日は、両親とんびりと普段通りに暮らし、夜、両親に看取られながら眠るように旅立ったといいます。 遠く離れて暮らしていても、彼女は私たち家族の一員でした。 家族の旅立ちを見送ることは、毎回言葉では表現できない悲しみがあふれます。 病気であるちいちゃな命を受けいれ、そして愛情をもって育ててくれた両親に感謝をし、そして、病気をたくさん持っていても、幸せに生きることが出来ることを、見せてくれた彼女に、心からご冥福お祈りします・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.26 17:02:20
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