カテゴリ:アーユルヴェーダ生活
アーユルヴェーダでは、その人の体質や季節などに合わせて、ドーシャが整いやすい食材と、ドーシャが乱れやすい食材が、細かく記述されています。 これは、その食材を知ることによって、今の自分の身体にとって、一番消化に良い食材を選ぶことができるように・・・という為だからです。 例えば、発酵食品はヴァータを乱しやすい食品ですし、納豆や山芋など、ねばねばした食材は、カパを乱しやすい食材になります。 これらの食材は、古くから日本の食文化として、食べられ続けてきた物です。 『アーユルヴェーダを学んだことで、食べられなくなるくらいなら、アーユルヴェーダなんて・・・もう止めてやる!!』 ・・・なんて、思った人もいるのではないでしょうか? (実際、私も知っている人に、納豆を食べちゃダメなんて、アーユルヴェーダは、やっぱり馴染めない・・・と言われました・・・(^_^.)・・・ダメと言ってないし・・・(^_^.)) アーユルヴェーダには、『オカサトミア』という、考え方があります。 日本食には、味噌・納豆・醤油・刺身・天ぷらなどというものがあります。 どれも、消化には重たい食品になるのですが、昔から日本で日本人に、食べ継がれてきた食材は、『日本人の身体に、合っている。』という考え方が、『オカサトミア』です。 韓国の人だったら、辛いキムチ。インドの人だったら、刺激の強いスパイスなどが、彼らの『オカサトミア』になります。 そして、アーユルヴェーダでは、もうひとつ『出来立ての食品を食べる事』を、大切にしています。 これは、出来立ての食品には、オージャスがたくさんあり、また消化にも良いからです。 でも、日本には出来立ての食品ではなく、『発酵』という、わざわざ『時間が経ったもの』の食文化もあります。 例えば、お味噌。 私も、毎年2月頃に妹ちゃんと一緒に、味噌を仕込みます。少量ですが、自分で作った味噌は(妹ちゃんが、ほとんどです・・・)可愛くて、美味しさも格別です(*^。^*) そして近頃は、はやりの『塩麹(しおこうじ)』♪これも、発酵食品です。 炒め物から、煮物や、漬物まで、幅広く使える、ひとつの調味料です。 ご飯を炊いた後、『蒸らす』時間を置くのも、『発酵』する時間を待つのも、日本ならではの『間』を大切にする『文化』から生まれた食材なのではないでしょうか? たまには、自分で手作りの食材にも挑戦して、育っていく過程(プロセス)を楽しむのも、可愛さ倍増で、いいですよ(*^。^*) ※達郎のクリスマス・ソングを聞きながら、熟成中の『塩麹』と『ヨーグルト』。ちなみにヨーグルトは、日本の『オカサトミア』ではありません♪ ブログランキングに登録しました。クリックお願いします。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.27 08:42:30
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