前回で形成作業は終わり、今回は浸透性樹脂「木固めエース」の塗布&艶消しの工程を紹介いたします。
皆さんは何故この工程をするのか疑問をお持ちの人も居られるんではないでしょうか?
浸透性樹脂「木固めエース」は普通のニス等とは違い表面にも硬い皮膜を形成いたしますが、材の奥まで浸透して硬く固まり、強度を高めてくれます、ということは 台座の完成後のヒビ・割れ等を防止してくれ台座の表面も硬くしてくれ傷や凹み防止にもなってるので、自分的には殆んどの作台時には使用してます。
ただ塗布すれば色合いが幾分濃くなるのとピカピカになるので、自分としては後処理を施してます。
「稀に黒檀等 材の色合いや風合いを考え使用しない場合もあります」
では画像を含めて紹介いたします。
今回 使用する浸透性樹脂「木固めエース」と専用のはけ「刷毛」 刷毛は使用後 シンナーにて洗浄しないと固まり使えなくなるので注意が必要です。
浸透性樹脂「木固めエース」塗布後 約1日くらい乾かします。「この画像は撮影時フラッシュを使用してますので、色合いが濃く写ってます。
浸透性樹脂「木固めエース」が乾いた状態です、メチャピカピカです、これが好きな人は これで完成ですが・・・
スチールウール No.0000 [超極細」にて台座の表面を擦り艶消し状態にし蝋のしみ込んだ布にて表面を磨き整えます。
完成した台座です、勿論 着色等はしておりません。
秋田県 男鹿青石&専用台座 最終完成形・・・